反則金の最高額はいくら? 交通違反の罰則に関わるお金事情とは
交通事故の「付加点数」? 反則金を納付しないと、どうなる?
交通事故の場合は、事故を起こした内容によって付加点数が加算され、その点数により免許の停止や取消しなどの処分を受けます。
前出の弁護士は付加点数ついて、次のように話します。
「事故の点数は、付加点数という点数がつけられます。基準となる点数は、違反点数に事故の点数が加えられた合計点数になります。
加えられる点数は、事故の被害により異なりますが、被害状況や加害者の過失の大きさにより、最大20点の付加点数が付けられます」
また、青切符により告知を受けた場合は、「交通反則通告制度」が適用され、告知の際に渡された「納付書・領収証書」により反則金を金融機関で納付した場合は、刑事事件として刑罰が科されなくなります。
この納付期限は、納付書の納付期限欄に記載の日(告知を受けた日の翌日から起算して7日以内)となり、銀行や郵便局などで納付可能です。
納付期限までに納付できなかった場合は、出頭指定日に通告センターに出頭する必要があり、その場合は新たな納付書が必要となります。
通告センターに出頭できない人は、青色切符を告知された日からおおむね40日後に、反則金と送付費用を合わせた「納付書」が郵送されるので、納付期限内に金融機関で納付が必要です。
納付期限内に反則金を納付した場合は、刑罰が科されなくるほか、家庭裁判所の処分を受けなくなりますが、納付しなかった場合には、刑事訴訟手続または少年審判手続で処理されることになります。
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