二度見したくなる個性顔! フェイスデザインが印象的な国産車3選
クルマはフロントのデザイン次第で、売れる売れないが変わるともいわれます。今回は、フェイスデザインが印象的な国産車を3台紹介します。
クルマも第一印象が肝心! 一度見たら忘れられないクルマたち。
クルマに限らず、第一印象は、フェイスデザインが重要な要素を占めます。今回は、フェイスデザインが印象的な国産車を3台紹介します。
●トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」
オラオラ顔のミニバンといえば、トヨタの「アルファード」と「ヴェルファイア」は外すことができない存在です。アルファードは現行型で3代目、ヴェルファイアは2代目のモデルです。
両車は、外観デザインは異なっていますが、ダイナミックさを表現した専用バンパーや内装を採用したエアロボディ仕様とモダンなデザインの標準ボディが設定されています。
アルファードは、フロントグリルが前面投影面積の半分を占めるデザインになっており、ヴェルファイアにも大型のグリル、またラッセル車のようなダイナミックなアンダーバンパーがデザインされています。
オラオラ顔デザインについて、トヨタの販売店スタッフは次のように話します。
「アルファード/ヴェルファイアやノア3兄弟、ルーミー/タンクなど、フロントのデザインをメッキ加飾し、水平基調とするデザインになっています。
このようなデザインが、20代から40代と幅広いユーザーに好評です。また、一部には、クルマのデザインに個性を求める方もいますので、そのようなニーズにもマッチしているのだと思います」
●三菱 「デリカD:5 アーバンギア」
近年、いわゆるオラオラ顔が人気な「顔重視」のミニバン界ですが、ひときわ個性的な顔立ちをしているのが、三菱の三菱 「デリカD:5 アーバンギア」です。
現行モデルは2019年2月にマイナーチェンジをおこない、従来のデザインから大幅に変更されました。
このマイナーチェンジによって、標準モデルとアーバンギアの2モデルがラインナップ。どちらも三菱のデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」が採用されています。
従来モデルの縦型グリルとは異なり、フロント全面へ横型に配置された大型メッキグリルは、圧倒的な存在感を醸し出しています。
デリカD:5 アーバンギアについて、三菱の販売店スタッフは以下のように話します。
「デザイン面においては、かつてのデリカを知っている人は標準モデルを選び、初めてデリカを知った若い世代の人はアーバンギアを好む傾向があるように思います。また、ほかのミニバンと比べて、アーバンギアは『一目惚れ』率が高いと聞いたことがあります」
一目惚れするほど第一印象にインパクトを持つデリカD:5 アーバンギアは、2019年にグッドデザイン賞を受賞しています。三菱が誇る個性派として、さらなる活躍に期待です。
●日産 「ジューク」
近年競争が激化している国内SUVのなかで、「個性的」な顔つきといえば、日産「ジューク」です。ジュークとは、英語で「(アメリカンフットボールなどでディフェンスを)軽快にかわす」という意味とされ、コンパクトSUVならではの敏捷性や運動性の高いイメージの車名となっています。
遠く離れた場所からでも一目でわかる個性的な顔は、他車に類を見ないデザインとなっています。一番の特徴は、フロントマスク中央に配置された丸いヘッドライトです。
ジュークのデザインについて、日産の販売店スタッフは次のように話します。
「ジュークは、発売当初は個性的な外装・内装のデザイン性が話題を呼び、それまでなかったスポーティなスタイルが人気を博しました。また、当時の主なメインユーザーは30代の独身男性で、パーソナルユースにマッチしていたといえます
しかし、普段使いするうえで、個性が強すぎるデザインは飽きられます。C-HRは外装のデザインは個性が際立ってはいますが、内装はそこまでクセが強くないほか、先進安全機能や運転支援など都度改良しているうえ、ハイブリッド車に対するニーズも増加していることから、人気が続いているのだと思います」
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最近の国内市場は、個性を際立たせなければ埋もれてしまうほど、激化しています。しかし、単に個性だけをアピールしても飽きられてしまう可能性もあり、微妙なバランスが重要なようです。
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