冬は車のサビに注意! 夏よりも厄介な「塩害」トラブルの回避方法とは
クルマのサビ対策、どうすればいい?
塩害対策にもっとも有効な方法は「こまめな洗車」。クルマのボディに塩分が付着した場合、酸化反応が起きる前に洗い流してしまうことがポイントです。
海沿いの空気には海水の蒸発した塩分が多く含まれているため、海辺での長時間駐車や海沿いをドライブした後にはしっかりと塩分を洗い流すことが大切だといえます。
ポイントとなるのは、毎回ガソリンスタンドなどの自動洗車機やカーシャンプーを使う必要はなく、「大量の水で洗い流す」だけでも効果があるといいます。

また、錆びる前の予防としては「ボディコーティング」が効果的です。とくに「ガラス系コーティング」はボディを硬度なガラスの膜で覆うため、塩分が直接ボディに付着することを防いでくれます。
撥水効果も抜群で、耐久期間は1年以上が一般的。一度コーティングすれば日頃のメンテナンスは水洗いのみになるので、手間をかけずに予防が可能です。
前出のオートバックスセブンは、次のように話します。
「効果的なのは、こまめな洗車が1番ですが、ボディの下側をコーティングする方法も効果的です。オートバックスでは『アンダークリアコーティング』と呼ばれるメニューがあり、錆や汚れから足回りを守ってくれます。効果は半年ほど持続するので、一度コーティングをすれば手間もかからず安心です。
費用は店舗や車種により異なりますが、1万円前後なため、半年に1度のメンテナンスのひとつとしてオススメです」
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クルマの錆は放置厳禁です。最初はどんなに小さな錆であっても、時間とともに必ず広がってしまいます。
業者に依頼して板金補修する方法もありますが、腐食の進行具合によっては10万円以上の費用がかかる可能性もあるようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。










