日本では馴染みなしも海外では大躍進 世界で高評価なイケてる韓国車5選
SUVブームやEVトレンドを捉えたモデルも存在!
●ヒュンダイ「コナ」
2017年に登場したコナは、兄弟車であるキア「ストニック」とともに、世界各国で販売されることになります。全長4165mm×全幅1800mm×全高1565mmというコンパクトボディでありながら、ワイド&ローを強調したスタイリングが、先進的かつスポーティであるとして、非常に評価の高いモデルです。
また、コナにEVバージョンであるコナ エレクトリックも設定されており、韓国や欧州、そして北米などで展開されています。先進安全装備やコネクティビティ関連装備も積極的に導入されているモデルであり、ヒュンダイの将来を担う中核的な存在でもあります。
コナのスタイリングや先進性が評価され、2019年には北米カー・オブ・ザ・イヤーを獲得しています。
●ヒュンダイ「ヴェニュー」
2019年4月のニューヨークモーターショーでは、新型SUVのヴェニューが世界初公開されました。コナよりひと回り小さいヴェニューは、およそ180万円からという価格で販売されています。
北米市場はもちろん、新興国市場、とくにインドをターゲットに開発されており、コンパクトながらも十分な居住性能に加え、カーナビゲーションシステムを使用しない地域へも配慮し、Apple CarPlayやAndroid Autoなど、スマートフォンとのコネクティビティ関連装備も搭載されています。
●ヒュンダイ「ネクソ(FCV)」
ヒュンダイにはネクソという燃料電池車(FCV)も存在します。現在、FCVを市販しているのはヒュンダイに加えて、トヨタとホンダなどごくわずかです。
トヨタ「ミライ」やホンダ「クラリティ フューエル セル」が、未来感を積極的にアピールしたデザインであるのに対し、ネクソは一見すると普通のSUVのようです。
しかし、ミライやクラリティ フューエル セルと遜色ない500km以上の最大航続距離を有しているなど、その性能は折り紙付きです。
FCVの普及には水素ステーションの整備が必要不可欠であり、ネクソが販売されているのは現在では韓国と米国の一部のみとなっています。しかし、将来的にFCVが普及する頃には、トヨタやホンダの強力なライバルとなっていることでしょう。
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歴史的な背景などもあり、日本市場で韓国車が勢力を増すことは難しいかもしれません。しかし、世界各地では韓国車は存在感を増しており、すでに多くの市場で日本車と競合しています。
日本ではなかなか触れる機会のない韓国車ですが、海外に行くことがあれば韓国車のようすを少し気にして見てみると、新しい発見があるかもしれません。
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