「左足ブレーキ」は踏み間違いに有効? 増加する事故で注目される運転テクニックとは

慣れが必要? 左足ブレーキを使うときの注意点とは

 左足ブレーキのメリットである「アクセルからブレーキへの踏み替え時間の短縮」が役立つシチュエーションは、どのようなときなのでしょうか。

●市街地の路地裏などで歩行者や自転車の飛び出しに備える

 住宅地や繁華街など路地裏のような道では、どこから飛び出しがあるか分かりません。

 そもそも控えめな速度で運転している人が多いですが、そういった道を走行するときに補助として左足をかまえておけば、いざというときにブレーキの初動を早めることができる可能性があります。

左足ブレーキを活用できる場面とは?
左足ブレーキを活用できる場面とは?

●平坦ではない車庫入れなどでアクセル操作が繊細なときに活用する

 車庫入れをはじめ、駐車場内での走行は、アクセル操作が微妙になりがちなシチュエーションです。

 AT車特有のクリープ現象を活用できる場合は右足でブレーキ操作できますが、ちょっと坂になっているような平坦ではない駐車場では右足はアクセル操作に専念したいものです。そんなとき左足ブレーキを活用すれば、ぶつけることなく駐車できるかもしれません。

※ ※ ※

 左足ブレーキはタッチやコントロールが難しく慣れを必要としますが、一般道でも状況次第では使えそうなテクニックです。多用する必要はありませんが、まずは自分にあったテクニックかどうか、安全が確保できる場所で試してみるのもよいかもしれません。

 ただし、慣れていない人が突然左足ブレーキを公道で使うことはおすすめできません。また、左足をブレーキペダルの上に乗せたままでブレーキを引きずった状態にならないように注意が必要です。

 いずれにせよ、必要な状況でしっかりブレーキを活用して、事故だけは避けたいものです。

【画像】やっぱり危険? 左足ブレーキがもたらすデメリットとは(10枚)

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14件のコメント

  1. ときどき両足ブレーキになっちゃう、左足ブレーキ始めて6か月め。両足の方がしっかりブレーキがかかって安全だ。

    • 左足ブレーキ30年になります。頭が逝かれてない限り踏み間違いは起こりようが無いです。出来ない人は免許返納したほうがよいです。

  2. その前に踏み間違いなんてのは未熟物の言い逃れではないのか?
    これだけ坦々と事故原因として処理されていく自己申告なんて他に例があるのかね?
    仮にオルガン式のアクセルと吊り下げ式のブレーキなら踏み間違えるかね?
    キャブオーバー型なんてペダルの高さが違うしね。
    左足ブレーキは利き脚だとしても角度がありすぎて踏む力が緩和されちゃうんじゃないのかな?
    自分の車は左足で踏むなら体勢をずらさないと踏めないですよ

    • もう10年以上左足ブレーキで運転しています。
      慣れてしまえば、何の問題もありません。
      僕の場合は、運転に余裕ができて前より車を走らすことが、楽しくなりました。

    • コウセイ様へ、10年がどうかしたのか?左足ブレーキと言う病を10年も患ってるだけの話だろ
      悪い癖と言う言葉をご存知か?

    • 左足ブレーキなんて完全にペダルの行程いっぱいに踏みきれないだろね、10年とか慣れなんていうのは単なる自惚れだな。

    • 左足ブレーキ30年ですが、スズキの軽トラをレンタルしたらステアリングシャフトが邪魔して左足ブレーキ不可でした。
       物理的にペダル配置でだめな車種も有ります。マイカーなら可能な車種を選ぶしかないですね。

  3. 先ずはブレーキを最大に踏み込めるドライブポジションを教えなきゃな
    そうすりゃ左足ブレーキの危険性が分かるさ、確かに践み間違いだって本当かどうか分からないしな。

    • 左足ブレーキ30年になります。頭が逝かれてない限り踏み間違いは起こりようが無いです。出来ない人は免許返納したほうがよいです。

  4. もう一度、踏み間違いは言い逃れです。
    壁際のアクセルをブレーキと認識するわけがありません
    右足ブレーキは基本です。
    アクセル開度を誤った者の言い逃れです
    これら言い逃れを一切検証せずに後付けの安全装置にひた走る業界は危険ですね
    踏み外しはあっても踏み間違いは言い逃れです。
    そんな理屈なら階段で毎日転けますね。

  5. ピアノの演奏者に聞いてみなよ
    車のペダルより狭い間隔の3つペダルを間違い無く匠に操って踏んで演奏に響きを加え音響に変化を与えてるわけでして
    ペダルの位置関係はインプットされてるわけで、空振りや引っ掛かりはあっても踏み込むような踏み間違いなんてあるわけがない
    車なら踏んだ感覚がブレーキとアクセルでは全く異なるわけで踏力をかける支点も異なる。
    アクセルを踏むような支点でブレーキを踏んだら踏力が緩和されつ制動力は出しきれない、逆にブレーキを踏むようなアクセルワークでは唐突に車が飛び出るのは当たり前な話で用は使い分けの問題で踏み間違いは大嘘である。
    こーいうアクセルとブレーキ位置を認識した上での事故は大半が微調整ができないような踏み方に原因があるので踏み間違いと結論付ける事故検証は言語道断なのである。

  6. 今では、だいたい8割以上がオートマ車になっているので、特に高齢者教習時に左足ブレーキの教習とかすると良いと思うんだけど、そうすればアクセルとブレーキの踏み間違いが多少は少なくなるかな?と、思うんだけど、

  7. AT車を運転するようになって、かつては右足ブレーキでしたが、左足ブレーキにしました。
    理由は、左足ブレーキを批判するなら、やりもしないで想像で批判するより、
    実際にやってみて批判したかったから。
    その結果は、車にもよるだろうが右足ブレーキに戻すことはたぶんない。
    クルマによるが、私の車は体制をずらさないで左足ブレーキを踏めるし、
    とっさの時に左足で躰を固定する必要はやってみりゃわかるが実際はないし、
    (左足で固定しなきゃいけない人こそ、どういうポジションで運転してるのか疑問)
    左足ブレーキの方がアクセルとブレーキの役割分担ができて、特にバックと全身の交換がすばやいから。
    左足ブレーキが嫌な人は右足ブレーキを続けりゃあいいし、左足ブレーキに変えられない人は変えなきゃいいのだし、私自身はやったことがない人に想像で何と言われようが左足ブレーキの方が快適としか思えない。

  8. 私は左足ブレーキ使いだけど、これは踏み間違いようが無い。
    足別に仕事もペダル位置も固定なので、絶対に間違わない。
    始めは、両足でブレーキペダルを踏み、慣れるに従い左足のみでブレーキペダルを踏む。
    私の実績では、3時間の公道練習で完了した。

    更に、これの良いところは、いざと言う時に、ブレーキペダルを踏むまでの時間が、短くなる事です。
    右足だけだと、アクセルペダルを離してから、ブレーキペダルを踏むことになるが、左足ブレーキにすると、右足がアクセルペダルをまだ踏んでいようが離していようが関係なしに、左足がブレーキペダルを踏む。完全に左右の足と仕事が固定化されて、しかも、完全に独立運動になります。これは不思議な感覚です。

    教習所の練習を初めから、左足ブレーキにすれば、踏み間違いの事故も、それによる死傷者も大いに減らすことが出来ることを保証します。

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