ペーパードライバー講習とはどんなもの? 女性教官の増加や設備の充実が最近のトレンド
免許を取得してもクルマを運転する機会がなく、せっかくの免許証がすっかり身分証明書代わりになってしまった「ペーパードライバー」の人も多いのではないでしょうか。いまでは運転するのが怖いし、ましてや狭いパーキングに上手に駐車できる自信がない人にオススメしたいのが、教習所の「ペーパードライバー教習」です。
より実践的な運転を学べる「ペーパードライバー講習」
運転免許証を持っているけれど運転していない、いわゆる「ペーパードライバー」が増えているといわれています。
とくに都市部に住んでいる人は、電車やバスなどの公共交通機関が発達しているため、クルマを運転する機会が減り、何年も運転をしていないという人も多いです。
いったんペーパードライバーになってしまうと、スムーズに運転するのは至難の技。運転する怖さから、余計に運転しなくなるという悪循環にハマってしまってしまうと、そこから抜け出すのも大変です。
もう一度運転にトライするとき、いきなりレンタカーを借りるのではなく、まずは教習所で「ペーパードライバー教習」を受けることをオススメします。「ペーパードライバー教習(講習)」とは、どのようなものなのでしょうか。
ペーパードライバー教習はすでに免許を取得している人が対象のため、まずは運転歴や苦手なポイントをヒアリングします。専用のコースを設定しており、だいたい4時限程度の実技教習で、自分が苦手な部分を復習することができます。
ルームミラーやシートポジションの合わせ方、アクセル・ブレーキの使い方など、初歩的な確認作業を復習する形で教えてくれ、通常の教習と比較すると、より実践的な運転をレクチャーしています。
路側帯への幅寄せなどで車両感覚をつかみ、その後ショッピングモールなどの大型駐車場や最近のマンションで増えている立体式駐車場への車庫入れなど、実地練習もすることもできます。
ほかにも、右折レーンを使っての右折や車線変更のタイミングなども教わることができるので、忘れていた運転感覚を取り戻せる内容になっています。
都内で教習所の教官を務めているI氏は、ペーパードライバー講習について、次のように話します。
「現在の教習所では、受講生がいかにストレスなく運転を覚えてもらえるかが重要になっていて、高圧的な指導は厳禁とされています。
教習所のなかであれば多少の失敗も問題ありませんし、初歩的な質問だってできます。緊張せずに練習しにきてほしいですね。
また海外に住んでいた人が、国際免許から日本の免許に切り替えたい場合にもおすすめです。
出産を機にまた運転したいと思う主婦の受講者が増えた影響で、無料の託児所を準備している教習所が増えました。私が勤める教習所でも託児所を完備しており、主婦の方からは安心して子どもを預けられると好評です」
乗らなきゃゴールドだからね、免許歴と運転歴混同した制度の欠陥を逆手に利用した商売だな
鬼の居ぬ間のユルユル教習が招いた事故も高齢者の認知度に被せて隠そうとするわでw
だいたいが教えを受ける者が師を選ぶ自体が大間違いで要点を見逃す最大の原因だろが
免許人口が減ったからとて安全の視野を狭めるような教習の質の低下はあってはならない!