再現度はいかに? 日産「GT-R」がレゴブロック化して登場! 初の日本車とのコラボが実現
レゴジャパンは、2020年1月にリリースされる「レゴスピードチャンピオンシリーズ」のひとつとして、日産「GT-R NISMO 2020年モデル」をレゴ化したコラボレーション商品を発表しました。はたして、レゴ化したGT-Rの再現度はどれほどなのでしょうか。
9万個以上のパーツで構成されるGT-Rを298個のブロックで再現
知育玩具の「レゴブロック」(以下、レゴ)で知られるレゴジャパン株式会社は、日産「GT-R NISMO 2020年モデル」をレゴ化したコラボレーション商品「日産 GT-R ニスモ 76896」(以下、GT-Rレゴ)を2019年11月25日に発表しました。日本車とのコラボレーションはレゴ史上初ということです。
国産車として最高峰のスーパースポーツカーであるGT-Rは、レゴ化に際してどのようにデフォルメされたのでしょうか。
今回発表されたGT-Rのレゴは、2020年1月にリリースされる「レゴスピードチャンピオンシリーズ」のひとつとして発売されます。
総部品点数が9万個以上におよぶ実車のGT-Rを、わずか298個のブロックを用いて再現するにあたり、GT-Rレゴのデザインを手がけたレゴグループのクリス・スタンプ氏は、本格的で複雑な細かいディテールまで再現することは大きなチャレンジであった、と語っています。
「レゴスピードチャンピオンシリーズでは、常に新しいレーシングカーを展開することを目指しています。ドリフトとレースに焦点を当てた際に、世界記録を更新したGT-R、とくに新型GT-R NISMOが、次に手掛けたいレーシングカーの一番候補として上がりました。
正確に再現することが我々にとって常に大きな課題であり、さまざまなパーツの組み合わせを試行錯誤し、このクルマの一番アイコニックな部分であるテールライトの再現にこだわりました。その出来栄えには非常に満足しています」(クリス・スタンプ氏)
今回のコラボレーションにあたり、GT-Rの統括責任者を務める田村宏志氏は、「GT-Rは、10歳の頃から私の人生の一部でした。レゴグループと一緒に仕事をすることは、幼かった当時の自分を目覚めさせ、GT-Rが私にとって本当に特別なものである、ということを再発見させてくれました。
レゴグループの細部へのこだわりは、私自身の職人気質を思い起こさせてくれる感動でありました」とコメントしています。
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日産の星野朝子執行役副社長は、老若男女に親しまれるレゴにGT-Rが加わったことについて、次のようにいいます。
「世界中のたくさんのファンから愛されているレゴの新商品に、GT-R NISMOが初の日本車として選ばれたことを、大変嬉しく思います。日産車にお乗りの多くのお客さまは、このGT-Rレゴによって、子供の頃のレゴ車への情熱を思い出すでしょう。
この商品を手にしたお客さますべてが、GT-Rを創り上げる“匠”、つまりGT-Rを組み立てる達人になることが出来るのです。
2019年にGT-Rは、レゴスピードチャンピオンと同じく、生誕50年を迎えました。今回のレゴとのコラボレーションが、この記念すべき年に実現し、世界中のファンと共に祝福できることを、とても幸せに思います」
また、レゴグループのニールス・ビー・クリスチャンセンCEOは、次のようにコメントします。
「このモデルを自分で楽しく組み立て、さらにそれで遊ぶ体験をすることで、お子さまがエンジニアリングやものづくりへの関心を持ってくれることを願っています。
エンジニアたちが数十年という年月をかけて、GT-Rのデザインと性能を向上させたように、お子さまが楽しみながら組み立てたり、解体したり、再び組み立てることを繰り返すことで、創造力や問題解決能力、クリティカルシンキングなどの重要なスキルを育むお手伝いができることを願っています。
遊びが持つパワーを通して、世界の明日を創造していく未来の担い手を育成することが我々のミッションです」
車両の組み立てだけで約8時間を要する実車のGT-Rに対し、GT-Rレゴは20分から1時間程度で組み立てが完了するということです。
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