富裕層もSUV志向? レクサス小型SUV参入から1年 「UX」の販売事情とは?

トヨタが展開する高級ブランドのレクサスが、2018年11月27日にコンパクトサイズのSUV「UX」を発売してから、2019年11月27日で丸1年が経過しました。熾烈な販売競争が繰り広げられているSUV市場ですが、UXはレクサスが想定する売れ行きとなったのでしょうか。

レクサスの小型SUV「UX」の気になる売れ行き

 新車市場においてSUVの人気が高まってから久しいですが、そんななか2018年11月27日に発売されたのがレクサス「UX」です。2019年11月で発売から丸1年を迎えたUXは、SUV市場のなかでもとくに人気の小型SUVに分類されるモデルです。

 発売から1年が経ったいま、販売状況はどのようになっているのでしょうか。

2018年11月に発売されたレクサス「UX」
2018年11月に発売されたレクサス「UX」

 新型車がもっとも売れる時期は、発売直後のことがほとんどです。発売後数か月が経過すると、多くの場合販売状況は落ち着く傾向にあります。

 実際に、UXも発売後1か月間の受注台数は約8800台を記録し、月販目標台数として設定された900台の10倍近い受注となりました。

 発売から約1年が経過した現在、月販目標台数に対するUXの販売状況はどのようになっているのでしょうか。

 日本自動車販売協会連合会が発表する販売台数ランキング(軽自動車・輸入車除く)によると、発売の約半年後から約1年後までにあたる2019年度上半期(4月から9月まで)におけるUXの販売台数は、8336台となりました。ひと月あたりに換算すると約1389台となることから、月販目標を達成している状況です。

 UXにはハイブリッド仕様の「UX250h」とガソリンエンジン仕様の「UX200」がありますが、このうちハイブリッド仕様の割合は約86%を占めます。

 UXが好調となっている要因についてレクサスの広報担当者は次のように話します。

「お客さまからは、大胆かつ洗練された外観や、日本の美意識を取り入れた内装デザイン、俊敏な走りや取り回しのよさなどの点について、高評価をいただいています」

※ ※ ※

 UXは2019年度上半期のレクサス車のなかでもっとも販売台数の多いモデルとなり、国内市場においてレクサスの販売状況をけん引する車種です。

 また、発売翌月の2018年12月から直近(2019年10月)の各月における国産登録車全体の販売ランキングにおいても、11か月間すべてトップ50内にランクインしていることから、安定した売れ行きとなっていることがわかります。

 その後、好調となっているUXを追いかけるかのように、レクサスのほかのSUVモデルが相次いで改良を実施。2019年4月には「NX」が一部改良を、「RX」がマイナーチェンジをおこないました。

 いずれもUXよりも車格の高い上級モデルとなっており、レクサスのSUVラインナップ全体が盛り上がりを見せる状況となっています。

価格差の分だけカッコいい!? 「UX」と「C-HR」を画像で比較(24枚)

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