運転免許更新時に加入をオススメされる「交通安全協会」って何? 加入するメリットとは
交通安全協会へ加入するとどんなメリットがある?
交通安全協会への加入は任意です。以前は半義務化のような勧誘方法でしたが、現在は改められて、加入するメリットがなければ断ることもできます。

現在では、免許更新時に交通安全協会への加入を勧められる場合もあれば、東京都などでは勧誘を実施していないところもあるようです。
そのため、加入する人は全体の半数程度といわれていますが、なぜ交通安全協会への加入を渋る人が多いのでしょうか。
それは、加入してすぐのメリットがあまり感じられないからだといえます。免許更新時に免許証を入れるケースをもらえる程度にしか思っていない人も多いでしょう。
東京都のように会員特典がない都道府県もありますが、それなりにメリットを用意している地域もあります。
たとえば、福岡県や宮崎県、鹿児島県などの九州エリア、岡山県や広島県、栃木県などでは、チャイルドシートなどを1か月程度無料レンタルしてくれる(予約)特典があります。実際に購入するまでのつなぎとして、利用することができそうです。
また、交通事故などで入院した場合に、平均3万円程度の見舞金がもらえる交通安全協会もあります。
さらに、提携する教習所や飲食店、ガソリンスタンドなどで割引サービスを受けることもできる特典もあるため、意外にも会費の元を取ることは難しくなさそうです。
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免許更新時にお世話になる公安委員会とは別団体だけに、交通安全協会はあまり理解されていないといえるのではないでしょうか。
安全運転を呼びかける横断幕やポスターなどが一般ドライバーとの接点になると思いますが、そういった社会貢献を誰かがおこなう必要があることを考慮すると、必要な団体ともいえます。
しかも加入すると、意外なときに役立つメリットもあります。「交通安全の啓蒙」という社会貢献活動に賛同すれば、加入しても損はなさそうです。
Writer: くるまのニュースライター 金田ケイスケ
2000年代から新車専門誌・輸入車専門誌編集部を経て独立。専門誌のみならずファッション誌や一般誌、WEB媒体にも寄稿。
中古車専門誌時代の人脈から、車両ごとの人気動向やメンテナンス情報まで幅広く網羅。また現在ではクルマに限らずバイクやエンタメまで幅広いジャンルで活躍中。







