なぜ日本に来ない? エクスパンダーやシルフィなど注目度が高いクルマ3選
中国で大人気! 年間50万台近く販売される日産のセダンとは
●日産「シルフィ」

日産のセダン「シルフィ」は日本市場でも販売されています。しかし、中国市場向けの新型シルフィはデザイン面や性能面で大きく日本仕様を凌駕し、日本への導入を望む声が出ているほどです。
新型シルフィは、上海モーターショー2019にて発表されました。燃費性能を向上させた新しいパワートレインを採用し、より低重心でワイドなスタンスとともに空力性能を向上させた外観のデザイン、そして広く質感の高い内装を実現しています。
パワートレインは、1.6リッターガソリンエンジンにCVTを組み合わせたもので、新設計のプラットフォームが使われた結果、従来モデルでも特徴的だった広い後席足元空間はさらに拡大されました。
また、シームレスなコネクティビティ機能と最新の安全技術によってドライバーをサポートし、そのドライビング体験を向上させています。
中国では、セダンモデルが人気のボディタイプとなっており、シルフィは2018年の年間販売台数48万1216台を記録するほど人気のモデルです。
しかし、日本市場ではセダンモデルの人気が低迷していることや、日産車全体のモデル整理などの影響もあり、新型シルフィの導入は未定だといいます。
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ほかにも海外市場向けに、トヨタ「ハイランダー」、ホンダ「パスポート」、日産「パトロール」、スバル「アセント」、マツダ「CX-9」といったSUVモデルが存在しています。
また、前出のエクスパンダーと競合する3列シートミニバンとして、スズキもアジア圏では「エルティガ」というミニバンが設定されているのです。
これらのように、日本の自動車メーカーはさまざまなモデルがラインナップされています。また、日本でも販売されているトヨタのピックアップトラック「ハイラックス」は、ボディサイズの異なる仕様やパワートレイン、足回りなど地域によって設定を変えているなど、それぞれの国や地域で売れる施策をおこなっているのです。
Writer: くるまのニュース編集部
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