アウディ汁100%! スポーツ クワトロのDNAを受け継ぐA1スポーツバックが日本登場
アウディのプレミアム・コンパクトハッチバックの「A1スポーツバック」が2代目へと進化しました。2019年11月25日からの発売開始を前に、東京都港区のシェアグリーン南青山で、「The alll-new Audi A1 Sportback Press Conference」が開催されました。
ラリーシーンを席巻した伝説のスポーツ クワトロのスタイルを受け継ぐ
アウディのエントリーモデルとして2012年に登場したアウディ「A1スポーツバック」が、2代目となりました。すでに本国では2019年6月に発表され、2019年秋から納車が開始されています。
日本では2019年11月25日から全国のアウディ正規ディーラーから発売がスタートします。
日本発売を前に、同年11月1日に東京都港区のシェアグリーン南青山でプレス向け発表会の「The alll-new Audi A1 Sportback Press Conference」が開催されました。
都会の真ん中である南青山一丁目にある広大な芝生と緑に包まれたシェアグリーン南青山は、2018年10月に倉庫跡地をリノベーションして作られた注目のスポット。「Live life to the fullest(この世のすべてを楽しみつくせ)」というコンセプトのA1スポーツバックを日本で発表するにはこれほどマッチした場所もないでしょう。
発表会当日はアウディ関係スタッフもドレスコードはカジュアルで統一され、発表会とはいえ、極めてオープンでフランクな雰囲気でした。
発表会の開始時刻は17時。ちょうど夕焼けに染まるベストな頃合いです。芝生の上に並んだ色とりどりの5台のA1スポーツバックが、紫色に染まる空をバックに来場者を迎えてくれました。
倉庫をリノベした普段はカフェとして使われている建物に入って受付を済ますと、ウエルカムドリンクとフィンガーフードでおもてなし。しばし歓談からスタートする形式は欧米スタイル。
最初に登壇したアウディ ジャパン代表取締役社長フィリップ・ノアック氏もスーツ姿ではなくカジュアルなブルゾン姿です。
ノアック氏は、新型A1スポーツバックを「100%ピュアなアウディ」と説明し、「デザインと高い品質、快適性の向上、デジタル化への対応」という進化したポイントをあげました。
デザインは1980年代のラリーシーンを席巻した「アウディ スポーツ クワトロ」からのエッセンスが散りばめられています。ノアック氏は「幅広で低い位置にあるシングルフレームグリル、ボンネット先端のスリット、幅広のCピラー」の3点をあげ、実車で説明してくれました。
A1スポーツバックの特筆スべきポイントは、ホイールベースが先代モデル比で95mm長くなっている点です。これにより上位セグメントに迫る居住空間を確保したばかりではなく、荷室も65リッター拡大しました。
進化のポイントにあげた「デジタル化への対応」ですが、スマートフォン世代に不可欠なUSBポートが標準装備となり、AppleCarPlayやAndroid Autoが利用可能となりました。また、アウディスマートフォンインターフェイスやワイヤレスチャージングもオプションで装備できます。
ノアック氏のプレゼンテーションの後は、日本語ポップスとジャズのエッセンスを融合した、角田隆太と吉田沙良を核としたユニット「ものんくる」によるパフォーマンスで来場者を楽しませてくれました。
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A1スポーツバックは、25TFSI(1リッター)と35TFSI(1.5リッター)の2種類のエンジンが用意されています。
車両価格は、A1スポーツバック 35TFSI アドバンスドが365万円(税込み、以下同)、A1スポーツバック 35TFSI Sラインが391万円です。
A1スポーツバック 25TFSIは、2020年第2四半期に日本導入予定です。
また、A1スポーツバック 35TFSI アドバンスドをベースに、ブラックのコントラストパッケージや17インチアルミホイールを特別装備した限定モデル、A1スポーツバック 1st エディションも限定250台で発売がスタートしました。こちらの車両価格は、443万円です。
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