スバル新型「レヴォーグ」は新開発1.8Lターボで発進! 過給器付きダウンサイジングエンジン搭載車3選
スバルが東京モーターショー2019で公開した新型「レヴォーグ」(プロトタイプ)には、ダウンサイジングターボエンジンに分類される、新開発の1.8リッター水平対向直噴ターボが搭載されています。そこで、すでに販売されている現行国産モデルのなかから、過給器付きダウンサイジングエンジンが搭載しているクルマを3車種ピックアップして紹介します。
「カローラ」もダウンサイジングターボ搭載! 小排気量エンジンに普及の兆しか?
スバルは2019年10月に、新型「レヴォーグ」(プロトタイプ)を東京モーターショー2019で世界初公開しました。新型レヴォーグには、新開発の1.8リッター水平対向直噴ターボエンジンが搭載されています。
現行モデルでは、2リッターエンジンと1.6リッターエンジン(ともに水平対向直噴ターボ)がラインナップされており、モーターショー会場公開されている新型レヴォーグのエンジンが上級モデルだと仮定すると、2リッターから1.8リッターへさらにダウンサイジング化(小排気量化)が進んだことになります。
近年では、現行レヴォーグをはじめ、国産車においてもダウンサイジングターボが設定される例が増えてきました。そこで、現行国産モデルのなかから過給器付のダウンサイジングエンジンを搭載したクルマを3車種ピックアップして紹介します。
●トヨタ「カローラ」シリーズ
トヨタが2018年6月に発売した「カローラスポーツ」および、2019年9月に発売した「カローラ」、「カローラツーリング」には、1.2リッター直噴ターボエンジンが搭載されています。
ボディサイズが先代モデルから拡大したにも関わらず、先代モデルよりも小排気量のエンジンが設定されました(ハイブリッドおよび非ターボ車のエンジン排気量は1.8リッター)。
1.2リッター直噴ターボエンジンは、最高出力116馬力/最大トルク185Nmを発揮。1.8リッターエンジンよりも最大トルクが大きいスペックとなっていて、4.5m近い全長をもつボディ(カローラおよびカローラツーリング)を軽やかに走らせます。
また、1.2リッター直噴ターボエンジン仕様には、「iMT」と呼ばれる6速MTが設定されています。iMTは、運転者のシフト操作にあわせて最適なエンジン回転数になるようにクルマが制御しています。
スポーティなクルマやMT車を、はじめて購入するという人にもオススメのモデルです。
●ホンダ「ステップワゴン」
ホンダ「ステップワゴン」は、1996年に5月に初代モデルが発売されたミニバンです。背の高いボディとスライドドアの装備が特徴で、現行モデルは2015年に発売された5代目となります。
5代目ステップワゴンに搭載されるパワーユニットは、1.5リッター直噴ターボエンジンと、2リッターハイブリッドの2種類です。
このうち、1.5リッター直噴ターボエンジンは、同クラスのミニバンでは初採用となり、またホンダとしても初のダウンサイジングターボエンジンとなります。
エンジンのスペックは最高出力150馬力/最大トルク203Nmと十分な性能を持ちます。維持費が重要視されるミニバンにおいて、ライバル車と比べて自動車税が安いことも、アドバンテージのひとつです。
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