「なぜこんなところに?」SNSでも話題! 全都道府県警のパトカーが都内周辺に大集結の理由
「クラウン」のパトカーが多い理由とは?
全国各地から集結したパトカーは、ほとんどがトヨタ「クラウン」ですが、なかにはスバル「レガシィ」もあります。
どのパトカーもキズや破損などまったくなく、ピカピカに磨き込まれていて新車のような美しさです。各県警に配備されるパトカーのなかでも、選りすぐりの車両を持ってきたのでしょうか。
しかしなかには18系クラウンなど少し古い車種もあります。そういえば、2019年5月にアメリカのトランプ大統領が来日したとき、警護車両の先頭は17系クラウンが務めました。あくまでも推測ですが、引退を控えて「最後の花道」に選ばれたのかもしれません。
なお、クラウンが多い理由はトヨタがパトカー専用車のクラウンを販売しているからです(もちろん一般には販売していません)。
排気量やパワー、耐久性など、パトカーに求められる諸条件がすべて高い次元で備わっており、価格も通常のクラウンとは違って安い設定のようです。
日本のパトカーは車種もほぼ同じで、白と黒のカラーリングに統一されています。アメリカのように、州ごとやエリアごとにそれぞれ違ったデザインをしているわけではないので、一見すると同じように見えます。
しかし、よく見ると、少しずつ違っています。「岐阜県警」「神奈川県警」「熊本県警察」などの書体や、その下に記された「POLICE」の文字の大きさや書体が異なっており、「県警察」と「察」まで入るパトカーもあれば、「県警」だけのパトカーも。POLICEの文字が入っていないパトカーも結構あります。
警視庁や秋田県警など、独自の紋章が入っているパトカーもちらほら存在します。
実際に撮影したパトカーのなかから、特徴のある県警のパトカーをいくつか紹介してみましょう。
●熊本県警
「熊本県警察」の文字に全国47都道府県の中で唯一の「手書き文字」を採用しています。
●青森県警
警察章や県警のマーク以外の図柄入りは珍しいのですが、県の鳥「白鳥」が描かれています。
●沖縄県警
見た目では分かりませんが、沖縄県警のパトカーは全国でも珍しい「防さび加工」が全車に施されています。
●岐阜県警
白い部分に黒文字で県警の名前が入るタイプと、黒い部分に白抜き文字で「岐阜県警」と記されているものがあります。白抜き文字は高速隊のパトカーだそうです。
●秋田県警
アメリカのパトカーのような紋章がカッコいいです。警察章を中心に「AKITA POLICE」と英文字で囲まれているのですが、外国人への対応とのことでした。
●滋賀県警/神奈川県警
いずれも県警のシンボルマークが入っています。滋賀県のマークは琵琶湖をイメージしたものだそうです。
※ ※ ※
都内で沖縄県警のパトカーを見るのは珍しく、本当に感動的です。サービス精神も旺盛で、撮影しているカメラマンの前でわざわざ赤灯を点灯してくれました。
なお、今回全国から集結した警視庁以外のパトカーは、すべて「回送」の表示を掲げる必要があります。
また、赤灯を点灯しての走行はOKでも、サイレンを鳴らしての走行はできないとのことでした。
Writer: 加藤久美子
山口県生まれ。学生時代は某トヨタディーラーで納車引取のバイトに明け暮れ運転技術と洗車技術を磨く。日刊自動車新聞社に入社後は自動車年鑑、輸入車ガイドブックなどの編集に携わる。その後フリーランスへ。公認チャイルドシート指導員として、車と子供の安全に関する啓発活動も行う。
排気量に関しては市販と同じでロイヤルが2500のアスリート3500なだけ
因みにY30~Y31のセドグロは単なるDXグレードにVG30Eと5MTを合わせた特別な仕様だったがAT用のVGが災いして使えないパトカーでしたね、警察は排気量=仕事量で完全に勘違いしているので未だに取り締まりの為の取り締まりに迷走してるんですね。
また全国のパトカー集結といえば洞爺湖サミットなどを思いだしますがサミット終了とは言え同時に帰路のフェリー乗り場で警備体勢を一般客にペラペラ暴露していたアホ警官が居たのも事実ですね。
写真55枚て…
全部見ちゃったじゃん。
フォントが微妙に違ってて面白い。
色々集結してるのに、岡山県警は無いの?
何故岡山県警はないの?
準 備中です。