安全装備と快適装備をともに強化

　ホンダは、軽自動車「N-BOX」の一部改良をおこない、2019年10月4日に発売します。同社の日本市場での販売をけん引するN-BOXは、一部改良で何が変わったのでしょうか。

　今回のモデルチェンジでは、全車標準装備としている安全運転支援システム「Honda SENSING（ホンダ センシング）」の衝突軽減ブレーキ（CMBS）機能において、横断自転車に対応する変更がおこなわれました。また、街灯のない夜間の歩行者検知も進化させ、事故回避を支援します。

　また、リアワイドカメラの画素数を従来の30万画素から100万画素まで向上。より明確な後方確認が可能となり、安心感を高めています。

　快適装備では、従来4WD車のみに採用していた「運転席＆助手席シートヒーター」、ターボ車のみに採用していた「左右独立式リアセンターアームレスト」を標準装備としました。

　そして、エアロ仕様の「N-BOX Custom」（G・Lターボ Honda SENSING、G・EXターボ Honda SENSING）には、新たに「本革巻セレクトノブ」を採用し、上質感を向上させています。

　一部改良したN-BOXの価格（消費税込）は141万1300円から192万6100円で、N-BOX Customは174万6800円から212万9600円です。

　福祉車両もN-BOXとN-BOX Customそれぞれに用意され、価格（非課税）はN-BOXでは157万5640円から201万6600円で、N-BOX Customでは189万8840円から201万9840円です。

　ホンダは、N-BOXの販売目標台数を1万5000台／月としています。