自ら運転派? それともリアシート派? どっちもイケてる「Sクラス」

2019年10月2日、メルセデス・ベンツの最高級セダン「Sクラス」に特別仕様車「グランド エディション」が追加設定されました。特別な仕様の中身を詳しくお伝えします。

スポーティ仕様とショーファー仕様のどちらかで選ぶ「Sクラス」

 メルセデス・ベンツ「Sクラス」は、いつの時代も高級セダンのベンチマークとして常にライバルをリードしていました。
 
 2013年に発売を開始した6代目Sクラスは、全世界でクラス累計30万台を超える販売台数を誇るほど人気のラグジュアリーセダンです。このSクラスにスポーティさを強調、または機能性を充実させた「グランド エディション」という特別仕様車がラインナップされました。

スポーツ リミテッドには、AMGスタイリングパッケージのフロントスポイラーにサイド&リアスカートが標準装備
スポーツ リミテッドには、AMGスタイリングパッケージのフロントスポイラーにサイド&リアスカートが標準装備

 今回Sクラスに追加設定されたグランド エディションは、「スポーツ リミテッド」と「ショーファー リミテッド」のふたつから構成されています。
 
 スポーツ リミテッドは、「S 400 d」、「S 400 d 4MATIC」、「S 450 エクスクルーシブ」、「S 560 ロング」、「S 560 4MATIC ロング」の5つのラインナップに設定されます。
 
 ショーファー リミテッドは、S 560 ロング、S 560 4MATIC ロングに設定されます。
 
「S 400 d スポーツ リミテッド」、「S 400 d 4MATIC スポーツ リミテッド」、「S 450 エクスクルーシブ スポーツ リミテッド」は、人気の装備であるAMGラインや、パノラミックスライディングルーフ、エアバランスパッケージ(空気清浄機能、パフュームアトマイザー付)が含まれるベーシックパッケージが標準設定です。

 ホイールは20インチAMGマルチスポークホイールを採用し、インテリアには、AMGスポーツステアリングやブラックポプラウッドインテリアトリムが標準装備となっています。
 
「S 560 ロング スポーツ リミテッド」、「S 560 4MATIC ロング スポーツ リミテッド」は、ドライバーズカーとして運転する楽しさを追求する要素が強められ、AMGライン プラスが標準化されます。

 ホイールは20インチAMGマルチスポークホイールを採用し、インテリアにはAMGスポーツステアリングやブラックポプラウッドインテリアトリムが標準装備です。
 
「S 560 ロング ショーファー リミテッド」、「S 560 4MATIC ロング ショーファー リミテッド」は、後席に特化したショーファーパッケージを標準化し、リクライニング機能や独自のリラクゼーションプログラムを備えたエグゼクティブリアシートが快適性を飛躍的に高めています。

 また、後席にも新たにワイヤレスチャージングが備わり、移動がより快適になりました。ホイールにはエレガントな19インチディッシュホイールを採用し、ラグジュアリーな印象となります。
 
 なおSクラスには、新車購入から3年間の一般保証修理/定期メンテナンス(点検整備の作業工賃・交換部品)/24時間ツーリングサポート/地図データ更新が無償で提供される走行距離無制限保証プログラム「メルセデス・ケア」が適用されます。
 
 さらにSクラスには、新車登録日より6年間または総走行距離10万kmのいずれかまで、バッテリーを無償で交換または修理する特別保証も用意されています。
 
 新車購入して3年経過した後、Sクラスが気に入ってさらに乗り続けたいというオーナーには、有償の保証延長プログラムとして、一般保証および24時間ツーリングサポートを2年間延長する「保証プラス」と、4年目、5年目のメンテナンスサービスにおいて初回車検時および4年目の点検や定期交換部品、消耗品の交換をパッケージで提供する「メンテナンス プラス」も用意されているので安心です。
 
 希望小売価格は、S 400 d スポーツ リミテッドが1215万円(消費税込、以下同)、S 400 d 4MATIC スポーツ リミテッドが1260万円、S 450 エクスクルーシブ スポーツ リミテッド(ISG搭載モデル)が1395万円、S 560 ロング スポーツ リミテッドが1730万円、S 560 4MATIC ロング スポーツ リミテッドが1766万円です。
 
 また、S 560 ロング ショーファー リミテッドは1730万円、S 560 4MATIC ロング ショーファー リミテッドは1766万円です。

※ ※ ※

 メルセデス・ベンツ Sクラスは、2013年に時代の最先端をいく「インテリジェントドライブ(知能を備えた革新的テクノロジー)」、「究極の快適性」、「徹底した効率向上」をコンセプトとして誕生しました。
 
 2017年には安全性と快適性、効率性を高次元で融合するインテリジェント ドライブをさらに進化させ、クルマが通信機能を持ち、利便性を飛躍的に構想させた「メルセデス ミー コネクト」を初導入しています。

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1件のコメント

  1. 三流自動車評論家等がLS叩きの出汁に使うのが毎度Sクラスなわけだが、自分は特にW221以降は初代マジェスタのJZ系エンジンを積んだほうのAタイプBタイプ程度にしか思えんのだが妙に評価は高いよね
    人生の1ページの思い出に6年落ちの先代のS550を中古で5年乗って車検二回通したけど群を抜いた車ではなかったね
    横浜と下関を5年で7回往復したけど免許取って初めて中古で買った430セドリックの280Eブロアムのほうが楽だったし要所では加速もよかった

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