後世に残すべき芸術品!? うっとりするほど美しいクーペ3選
世界一美しいクーペBMW「6シリーズ」
●BMW「6シリーズ」
美しいクーペの代表格といえばBMW「E24型 6シリーズ」です。
初代「6シリーズ」は1977年にBMWのフラッグシップクーペとして誕生。デザインはフランス人カーデザイナーのポール・ブラックによるものです。
「ビッグシックス」と呼ばれる3.2リッターから3.5リッター直列6気筒エンジンを搭載し、そのエンジンを収める長いフロントノーズや、キャビンの位置と高さ、トランクの形状と長さと、それぞれのバランスが絶妙で、世界中のクーペに多大な影響を与えました。
後年、「世界一美しいクーペ」と評され、いまも多くのファンが存在します。
また、初代6シリーズは美しいだけでなく、BMWモータースポーツ社によってチューニングされた「M6」や、アルピナによるコンプリートカー「B7ターボ」「B9 3.5」などが登場し、モータースポーツでも活躍するなど「美しいクルマは速くなくてはいけない」を具現化していました。
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現在もBMW「8シリーズ」や、ベントレー「コンチネンタルGT」など、美しいクーペがありますが、どれも巨大なボディです。
今回、紹介した3台は現在の水準からすると小型ですが、見事に美しさを表現しています。
厳しい制約があるなかでも美しさを表現していることも、価値あることではないでしょうか。
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