祝120周年!! ドレスコードはブラックタイのフィアット「500」登場!

日本の文化とフィアットのスピリットをゴールドでつなぐ

 2019年9月20日から23日に東京・南青山のスパイラルガーデンで、フィアットの120周年を記念したイベント「FIAT GOLDEN HEART」が開催。このイベントにフィアット500C 120th タキシードが、「トポリーノ」の愛称で親しまれた初代チンクエチェントとともに展示されます。

フィアット500C 120th タキシードが、「トポリーノ」の愛称で親しまれた初代チンクエチェントとともに展示
フィアット500C 120th タキシードが、「トポリーノ」の愛称で親しまれた初代チンクエチェントとともに展示

 このイベントに先駆けて9月19日にプレス向けの内覧会とトークセッションがおこなわれました。
 
 FCAジャパン 代表取締役社長 兼 CEOのポンタス・ヘグストロム氏は次のように語りました。
 
「120周年記念の限定車に500を選んだのは、フィアットの歴史を代表するクルマであるというだけでなく、日本においてはフィアットといえば500を想像する人が多いからです。

 2007年に販売をスタートした500は、これまでに200万台以上が生産されました。日本には2008年に正規導入されるようになり、すでに4万8000台が納車されています。2014年には年間で4650台という販売記録を達成し、2019年もこの数字に迫る勢いです。
 
 フィアットは120年前からコンパクトで手頃な価格、そしてスタイリッシュなクルマにこだわりを持っています。
 
 そして120周年を祝って、本格的な祝賀スタイルであるタキシードからインスピレーションを得て、限定モデルを作りました」
 
 FCAジャパン マーケティング本部 本部長のティツィアナ・アランプレセ氏と同社広報部 部長の清水良子氏のトークセッションでは、日本の「ものづくり」文化継承を目的にするNPO法人「メイド・イン・ジャパン・プロジェクト」とのコラボによってフィアットがおこなっている「FIAT × MADE IN JAPAN PROJECT」の活動内容が紹介されました。
 
 そして今回のイベントでは日本の伝統的な工芸技法「金継ぎ」がフューチャーされたのですが、その理由のひとつに、イベント名「FIAT GOLDEN HEART」との「金」繋がりがあったとのこと。
 
 また、金継ぎによって割れた茶器などが新たに美しく蘇り再び大切に扱われることと、トポリーノのようなクラシックカーをオリジナルパーツを使って現代でも走ることができるようにレストアし、大切にしていることとの間に通じるものがあったから、ともコメントがありました。
 
 当日は、金継ぎ作家の八木しげき氏による金継ぎ作品と、現在東京で活動しているイタリア人ビジュアルアーティスト、マルコ・フェルリ氏の金継ぎにインスピレーションを受けて制作した作品が展示されました。
 
※ ※ ※
 
 金継ぎは、普段遣いの器に新たな美を吹き込む工芸技法。そして普段遣いにぴったりサイズのスモール・イズ・ビューティフルな500に、さり気なくアクセントをあしらった限定モデル500 120th タキシードと500C 120th タキシード。
 
 両者の間には確かに共通のスピリットがありました。

お披露目されたフィアット「500C 120th タキシード」を見る(27枚)

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