トヨタ「86」とスバル「BRZ」は姉妹車だけど何が違う? スペックや性能、価格を徹底比較
AT車全盛の昨今では珍しくMT車が人気の86とBRZ
基本構造は同じでも性格が異なる両車ですが、実際に購入しているユーザー層はどのようになっているのでしょうか。
販売におけるMT/AT比率は、86の購入者の6割がMT車、4割がAT車を選んでいます。BRZについては、7割がMT車で3割がAT車ということです。
昨今の国内の新車販売では、約98%がAT車といわれていますが、どちらもMT車の比率の方が高いのは、最近では珍しい傾向ともいえるでしょう。
一般的にクルマ好きと呼ばれるユーザーはマニュアル走行を好む傾向があるため、両車ともクルマ好きに好まれるクルマということがわかります。
さらに、購入者の年齢層は、86では40代以上が4割、20代から30代が3割、BRZにおいては40代と50代が多いといいます。
登場当初は若者でも手が届くように、価格が200万円前後のグレードもありましたが、実際の購入者は40代以上が多く、MT車の比率も高いことから趣味性の高いクルマとされています。
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86とBRZの共同開発は、2005年にトヨタが富士重工業(当時)と資本提携したところまでさかのぼるといわれています。
両車を開発するにあたり、コンセプトやデザインなどをトヨタが、設計などをスバルが主導するというやり方でプロジェクトがスタートしました。
トヨタのブランド力やマーケティング力と、スバルの技術力というタッグが組まれて作られたクルマといえます。
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