マツダ新型「CX-30」発表! 国内4車種目となるSUVは239万円から

話題の新型エンジン「スカイアクティブX 2.0」も搭載

 パワートレインは、2リッター直列4気筒直噴ガソリンエンジン「スカイアクティブG 2.0」、1.8リッター直列4気筒直噴クリーンディーゼルターボエンジン「スカイアクティブD 1.8」に加え、2リッター新世代ガソリンエンジン「スカイアクティブX 2.0」の3機種を設定。

マツダ「CX-30」
マツダ「CX-30」

「スカイアクティブX 2.0」は、マツダ独自の燃焼方式「SPCCI(Spark Controlled Compression Ignition:火花点火制御圧縮着火)」を実用化した、世界初の内燃機関です。

 ガソリンエンジンの伸びの良さに、ディーゼルエンジンの優れた燃費やトルク、応答性といった特長を融合。さらに、マイルドハイブリッドシステム「M Hybrid(M ハイブリッド)」を組み合わせて、効率的なアシストによって燃費性能の向上に貢献します。

 トランスミッションは、「スカイアクティブG 2.0」と「スカイアクティブX 2.0」は6速ATと6速MTを、「スカイアクティブD 1.8」は6速ATを組み合わせています。

 さらに、新世代車両構造技術「スカイアクティブVEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」 を採用し、シートやボディ、シャシを連携させながら、人間の特性に基づいた造り込みを徹底。人間の感覚にフィットした乗り心地と操縦安定性を実現しました。

 四駆システム「i-ACTIV AWD」が進化し、タイヤの動きやGセンサーなどの情報から車両の走行状態をリアルタイムで検知し、雨や雪などの滑りやすい路面はもちろん、ドライ路面でもタイヤの力を効率的に引き出せるように自動的にトルクを配分し、スムーズで安定した走行性能を実現しました。

 さらに、新たにG-ベクタリングコントロール(GVC)との協調制御を採用し、これまで以上にニュートラルなコーナリング性能を実現しています。

 SUVの悪路走破性を向上させる新開発の「オフロード・トラクション・アシスト」を新たに採用。悪路走行時にスタックしたときにも、AWDとトラクション・コントロール・システム(TCS)の協調によって接地輪への駆動力伝達を最大化することで、スムーズに脱出することができます。

 安全性能では、わき見や居眠りを検知し警告する「ドライバー・モニタリング」や追従走行機能とステアリングアシスト機能により、高速道路や自動車専用道路の渋滞時に運転疲労の軽減をサポートする「クルージング&トラフィック・サポート(CTS)」など、最新技術「i-ACTIVSENSE(アイ・アクティブセンス)」を搭載しました。

 さらに、車載通信機を全車標準に設定し、コネクティッドサービスとスマートフォンアプリ「MyMazda (マイ・マツダ)」との連携による利便性の向上や緊急通報サービスの提供などにより、24時間さまざまな場面でユーザーのカーライフをサポートします。

 マツダの代表取締役社長兼CEO 丸本明氏は、新型CX-30について次のようにコメントしました。

「CX-30は、市場がSUVにシフトしているなか、当社の基幹車種のひとつである『CX-5』に続き、ブランドを牽引し、今後のマツダを支えていく柱となる重要な商品です。これまで接点がなかったお客さまも含め、広くマツダ独自の価値を体感いただき、『お客さまともっとも強い絆で結ばれたブランド』になることを目指してまいります」

 新型CX-30の価格(消費税10%込)は、239万2500円から371万3600円です。発売は、「スカイアクティブG 2.0」および「スカイアクティブD 1.8」は2019年10月24日、「スカイアクティブX 2.0」は2020年1月以降の予定です。

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