停電でペットと車中避難!? 安全に過ごすために気を付けたいこととは

JAFが呼びかける「ペットとの避難で注意すべきこと」とは

 ペットと一緒の車内避難に関して、JAFも公式サイトでとくに「熱中症」への注意を次のように呼び掛けています。

避難時にはペットだけでなく飼い主の体調管理にも注意が必要
避難時にはペットだけでなく飼い主の体調管理にも注意が必要

「自家用車の車内にペットと避難するときは熱中症に注意しましょう。たとえ曇っていても、日中の車内は想像以上に温度が上昇することがあります。頻繁に窓を開けて換気し、ペットには十分な水分を与えてください。

 やむを得ずペットを車内に残すときは、たっぷりの飲み水を置き、車内温度の上昇に注意しましょう。

 動物の熱中症の主な症状には、意識がない、意識はあるが倒れて動かない、息が荒い、身体が熱い、舌が異常に赤いなどがあります。

 また、ペットへの注意ももちろんですが長く車内で生活すると、飼い主はエコノミークラス症候群になる危険があります。定期的に車外へ出て運動をしたり、水分をこまめに摂ったりして血液の巡りをよくしましょう」

※ ※ ※

 確かに、狭い車内では体を動かしにくく、また、トイレに行くのが大変という理由で水分を控える人も多いでしょう。ペットはもちろん、人も水分補給と体を動かすことを忘れないようにするのも重要です。

 ところで、車内避難におけるライフラインといえるのがガソリンです。冷暖房が必要な時期の車内避難では、エンジンを掛けたままエアコンを使うケースがほとんどだと思います。

 前出のYさんの話によると、「避難場所として使ったキャンピングカーはトヨタ『グランドハイエース』(3.4リッターガソリン)がベースですが、丸1日エンジンをかけっぱなしでエアコンを使っていたら、50kmくらいの走行で60Lのガソリンタンクが空っぽになりました」とのことでした。

 いまだに千葉県南部などでは、ガソリンを入れるのに数時間待ちとのことで、ガソリンをセーブしている人も多いようです。

 なにかあったら車中避難を考えている人は、なにをおいてもガソリンが最重要です。有事の際に備えて、ガソリンが半分以下になったら満タンにする習慣をつけておくとよさそうです。

ペットと一緒に避難するときの注意点を、ペットの写真と共にチェック(12枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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