登場するのが早すぎた? メーカーのこだわりが詰まった力作ぞろいの絶版軽5選

自動車メーカーから1年間に何台ものニューモデルが発表されていますが、そんななかでも今までにないコンセプトやメカニズムを採用した、気合いの入ったモデルも登場します。今回は軽自動車の中から、力作ぞろいのクルマを5台紹介します。

ようやく時代が追いついた? 気合いの入った軽自動車5選

 クルマを企画/開発するには膨大なお金がかかります。ですので現在は、ボディのデザインは異なるものの、同じプラットフォームを用い、同じエンジンとトランスミッションを組み合わせた「姉妹モデル」が多く存在します。

 そんななか、ときどき今までにないコンセプトやメカニズムを採用して登場したモデルが登場します。登録車/軽自動車問わず、こうしたモデルはあります。

 メーカーが力を注いで開発したモデルですが、時代を先走ったせいか、その崇高な思想とはうらはらに、販売実績がともなわずに消えていったクルマも少なくありません。

 今回は、そんな「メーカーのこだわりが詰まった」クルマを軽自動車のなかから5台紹介します。

●スバル「R1」

スバル「R1」
スバル「R1」

 スバル「R1」は、2004年12月に発売された発表された3ドアクーペです。

 現在販売されているほとんどの軽自動車が、軽自動車規格である「全長3400mm×全幅1480mm」というワクをフルに使って設計されています。そんななか、スバルR1は全長3285mmと、可能な限り小さいサイズにパッケージングした軽自動車です。

 R1の発売からさかのぼること1年前、2003年12月に発売された、兄弟車のスバルR2よりも110mm短く設計されました。ホイールベースもR2の2360mmから、R1は2195mmとされています。

 3ドアクーペとして流れるようなワンモーションフォルムを採用。基本的には2人乗りのパーソナルカーとしながら、小さいながら後席も用意し2+2のスペシャリティカーとしていました。

 室内も上質で、マット調インストルメントパネルや2トーンカラーシートなどを装備。

 R1のカタログでは「マイ・ベスト・ミニ」と謳い、小さいことの魅力を語っています。こうしてR1を振り返って見ると、当時ヨーロッパですでに人気のあったスマート「フォーツー」のコンセプトに近いものを感じます。

 ただしこのコンセプトは一般的には受け入れられず販売は低迷、R1は2010年に販売を終了します。スバルは2012年2月には軽自動車自体の生産を終了しました。

●三菱「i(アイ)」

三菱「i(アイ)」
三菱「i(アイ)」

三菱i(アイ)は、2006年に三菱から発売された軽自動車です。

 三菱にとってはeKワゴン以来4年ぶりとなる新型軽自動車で、新開発となる「リア・ミッドシップレイアウト」プラットフォームを採用していました。

 これは、エンジンを車体後部、後輪の直前に搭載するプラットフォームで、ホイールベースの大幅な拡大(2550mm)と適切な前後重量配分により、優れた操縦安定性や上質な乗り心地、軽快なハンドリング、安定したブレーキングなど高次元の「走る」「曲がる」「止まる」を実現していました。

 発売当初はターボエンジン搭載車のみでしたが、後に自然吸気エンジン搭載車も登場しています。

 発売当時の価格帯は128万1000円(消費税込、以下同様)から161万7000円。リア駆動の2WDだけでなく4WDモデルも設定されました。2009年7月に発表された特別仕様車「Limited」は、99万8000円(2WD)という価格を実現しました。

 このアイをベースに、エンジンに代えてリチウムイオンバッテリーを搭載したEVモデルが「i-MiEV(アイ・ミーブ)」です。2009年6月に登場しました。

 アイは2013年に生産を終了しましたが、EVのアイ・ミーブは現在も生産されています。2018年には対歩行者安全強化のためフロントバンパー形状を変更、全長が85mm拡大して3480mmとなったため、軽自動車ではなく現在は登録車となっています。

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