踏切事故どう防ぐ? 車で踏切を通行する際に気を付けたいポイントとは
踏切通行中に遮断器が下りたらどうする?
踏切を渡っている最中に遮断機が降りた場合、速やかに踏切の外へ脱出することが先決です。遮断機が作動してから、列車が通過するまでに掛かる時間は、JR西日本の場合で最短15秒といわれています。
遮断機の棒は、設置場所によって異なるものの、最近の棒はクルマで押すと折れることなく、踏切の外側に向かって曲がる仕組みで、押し切れば脱出することが可能です。
また、踏切内での脱輪やエンストによってクルマが動かなくなった場合は、すぐにクルマから降りて設置されている非常ボタンを押すことで、通行中の列車に知らせることができますが、非常ボタンがない場合はクルマに搭載されている発炎筒を使うことで、存在を知らせることができます。

クルマで踏切内から脱出した際に遮断棒を折ってしまった場合には、それを要因とした列車遅延の影響を含めた損害賠償を鉄道会社から請求される可能性があり、故意とみなされ任意保険の対物賠償責任保険の補償を受けられないこともあります。
クルマに限らず、踏切を通行する際には周囲の状況に気を配るとともに、安全の確認をしたうえで渡りましょう。
Writer: くるまのニュース編集部
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