踏切事故どう防ぐ? 車で踏切を通行する際に気を付けたいポイントとは
踏切事故は当事者間だけではなく、列車を利用する何万人、何十万人に影響を及ぼします。2019年9月5日、神奈川県横浜市の京浜急行本線内に設置される踏切で発生した事故では、多くの利用者に影響しています。実際に、踏切を渡る際にはどのようなポイントに注意すれば良いのでしょうか。
踏切事故を事前に防ぐにはどうする?
2019年9月5日、神奈川県横浜市の京浜急行本線内に設置される踏切にて、快特列車と13トントラックが衝突する事故が発生しました。
この事故により、トラックの運転手が死亡したほか、列車に乗っていた乗客など33名がけがを負いました。事故の原因として、大型トラックが踏切内で立ち往生している最中に遮断器が下り、時速120キロ程度で走行していた快速列車と衝突したものとみられます。
今回は、長さ12mを超える大型トラックという、乗用車とはサイズが大きく異なるクルマの横断だったことが要因でしたが、普段踏切を利用する場合には、どのようなポイントに注意をすれば良いのでしょうか。
クルマが踏切を通行する際は、遮断機や警報機の作動の有無に関係なく一旦停止をして、前方や左右、そして踏切の向こう側のスペースを確認します。教習所などでは遮断器の故障などを考慮し、運転席の窓を少し開けて警報音の確認行為を教わります。
そのほか、信号機の付いている踏切については信号の表示に従って進むことができ、警報機が鳴りはじめたら、停止線で停止します。
踏切を渡る際に気を付けるポイントについて、教習所のインストラクターは次のように話します。
「踏切を通行する際に気を付けたいのは、踏切を渡った後のスペースです。無理に踏切内に侵入をして、万が一遮断器が降りてきた場合などの可能性を考えて、前方にクルマがいて進路が塞がれている場合は、踏切を渡らずにその場で待機しておく必要があります。
また、教習時によく注意するポイントとしては、MT車のギアチェンジです。踏切前で一時停止した後、1速に入れて発進しますが、踏切内でギアチェンジをおこなった場合、エンストをする可能性も考慮して、ギアチェンジをせずに通過することが重要といえます」
※ ※ ※
道路交通法第33条第一項の「踏切不停止等違反」に関する条文では、踏切を通過する際、踏切または停止線で一時停止を怠り、列車が往来する安全確認をせず踏切を通過した場合に違反対象となりますが、踏切に信号機があり信号に従う場合は踏切の直前で停止する必要はありません。
同条の第二項は「しゃ断踏切立入り違反」に関する条文では、警報機が鳴り始めてから鳴り終わるまでの間は、踏切内に立ち入ることが禁止されています。
なお、「踏切不停止等違反」の違反点数は2点、反則金は普通車で9000円。「しゃ断踏切立入り違反」では、違反点数は2点、反則金は普通車で1万2000円です。
踏み切りも勿論だが、密集した住宅街に混み入った道筋など、よくも消防が許可出しもんだな~?なんて場所あるよね
最近はアホな緩和のせいで道も狭いのに車両ばかりが肥大して消防車どころか救急車も入れんような場所が危険物の取り扱い場所だったりで
踏み切り如何より間抜けた検査や認可のおかげで壊し放題、建て放題の現代に列車事故の回避の道なんてあるわけないよね
撤去するよりバカ達が埋めてる地雷のほうが多いのだから