日産・マツダも新型投入で小型SUV大激戦! 迎え撃つ人気のC-HR、ヴェゼル、CX-3をちょい比較
異なるパワートレイン、細かく何が違う?
C-HR、ヴェゼル、CX-3を比べて、違いが大きい点として、パワートレインがあります。
C-HRは、1.2リッターガソリンターボエンジン(116馬力)と、1.8リッターガソリンエンジン(98馬力/142Nm)+モーター(72馬力/163Nm)のハイブリッドの2種です。
カタログ燃費(JC08モード)はガソリン車が15.4km/Lから16.4km/L。ハイブリッド車は、30.2km/Lとなっています。
駆動方式に4WDを採用するのは、ガソリンターボ搭載車「G-T」「S-T」の2グレード。このラインアップから考えるに、トヨタ流マーケティングではC-HRの4WD車は補完的なグレードのようで、主力モデルはFFのハイブリッド車だといえます。
ヴェゼルは発売当初、1.5リッターガソリンエンジン(132馬力)+モーター(29.5馬力)のハイブリッドと、1.5リッターガソリンエンジン(131馬力)の2種類をラインナップしていましたが、2019年1月には1.5リッターガソリンターボエンジン仕様(172馬力/220Nm)が追加されて現在は全3種類です。
カタログ燃費(JC08モード)はガソリン車(ターボ仕様含む)が17.6km/Lから21.2km/L。ハイブリッド車は、27km/Lとなっています。
一方、CX-3は発売当初1.5リッターディーゼルターボエンジンのみでの展開でした。その後、2017年6月には2リッターガソリンエンジン(現在150馬力)と1.8リッターディーゼルターボエンジン(116馬力)の2種が追加されたことにともない、1.5リッターディーゼルターボエンジンを廃止しました。
CX-3のカタログ燃費は、ほかの2台と違いWLTCモード表記です。ガソリン車では、15.2km/Lから16.2km/L。ディーゼル車は、19.0km/Lから23.2km/Lです。
また、CX-3はグレードにより異なりますが、6速MTをラインアップしていることもほかの2台と違う部分です。
※ ※ ※
国内市場には、CX-3と同社のミドルサイズSUV「CX-5」の間を担う「CX-30」の登場も噂されています。
また、日産の欧州部門では2019年9月3日にコンパクトSUVの「ジューク」の新型モデルを発表しました。日本への導入は未定ですが、今後のコンパクトSUVジャンルが盛り上がることは間違いなさそうです。
一番違うのは、プラットフォームのカテゴリーなんだけど。カテゴリーが違えば、色々なところに差が出るのは当然。割に、無頓着ですね。