だれもが認めるグッドデザイン! 優れたデザインの軽自動車5選
2006年度には軽自動車初の大賞受賞車が登場
●スバル「R1」
2005年にデビューしたスバル「R1」は、大人2人のためのパーソナルカーで、強い個性を持った軽自動車です。
2+2の室内空間は、カラーコーディネートなどによりスペシャリティカー的に演出され、コンパクトなサイズを活かしてユニークなスタイリングとしたサイドビューは、画期的な造形と高評価を得ました。
また、フロントも全体のイメージを壊すことなく、大人っぽく表現されていることなどが、遊び感覚とクオリティがほどよくマッチされた新しい軽自動車という評価につながりました。
R1は内外装ともに評価され2005年度グッドデザイン賞を受賞しました。しかし、軽自動車はパーソナルな空間よりも広さが求められる時代となっていたため、販売数を伸ばすには至らず、2010年に販売を終了となりました。
●三菱「i」
三菱「i(アイ)」は、リア・ミッドシップレイアウトの革新的なプレミアムスモールとして、2006年に登場しました。
軽自動車の課題だった「デザインと居住性」「居住性と衝突安全性」という背反するテーマを高次元で克服するために、リア・ミッドシップレイアウトを採用したといいます。
軽自動車の限られたサイズで、未来的で上質なスタイリングと、軽快なハンドリング、快適な乗り心地、優れた衝突安全性を実現しました。
明快で斬新な外観や、明るく開放的な視界、やわらかいフォルムで表現した室内空間の心地よさなどが高く評価されます。
また、スタイリングと基本設計が一貫したテーマに基づいて開発されたことで、車両レイアウトが新しい価値を生み出している点などもあり、軽自動車初となる「グッドデザイン大賞」を2006年度に受賞しました。
iはいまもEVの「i-MiEV」(登録車)として販売しています。
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グッドデザイン賞は非常に多くの製品が受賞していることで「応募すればもらえる」などと揶揄する声もありますが、実際に各ジャンルのプロフェッショナル達が優れたものを選んでおり、当、選考から落ちることもあります。
なお、これまで「グッドデザイン大賞」を受賞したクルマは、自動車初受賞だった3代目ホンダ「シビック」、5代目日産「シルビア」、輸入車初のボルボ「850エステート」、2代目トヨタ「プリウス」、トヨタ「iQ」となっています。
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