今なら売れる? フルモデルチェンジなく1代のみで消えたクルマ3選
いまでも欲しい? 30km/Lの低燃費を誇るコンパクトカーはなぜか限定50台
●三菱「ピスタチオ」
三菱「ピスタチオ」は、1999年に50台限定で発売されたコンパクトカーです。自治体や公益企業を対象に販売されました。
ピスタチオの特徴は、30km/L(10・15モード)という高い燃費性能です。搭載されるパワートレインは、当時世界最小となる1.1リッター直列4気筒直噴エンジンと5速MTの組み合わせでした。
また、アイドリングストップシステム(ASG:オートマチックストップ&ゴー)も採用されました。
低燃費技術のためのスタディモデル的な意味合いが強かったこともあり、後継車は登場していません。
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今回紹介した3台は、いずれも1代のみで消滅してしまったものの、それぞれが属していたボディジャンルのその後を見ると、トレンドを掴んでいたモデルでした。
コンパクトカーの低燃費志向は年々強まっているほか、近年の世界的なSUVの人気は留まるところを知りません。
それゆえ、もしこれらの車種のモデルチェンジがおこなわれていまもラインナップされ続けていたらと考えると、まだまだ可能性のあるクルマたちだったといえるでしょう。
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