首都高値上げ? オリンピック・パラリンピック期間中の首都高料金案を東京都が公表
東京都は、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック期間中に首都高料金案を公表しました。どのような施策なのでしょうか。
期間中は1000円上乗せ?
東京都は、2020年に開催される東京2020オリンピック・パラリンピックに向けて、「東京2020大会における首都高速道路の料金施策に関する方針」案を公表ならびに意見の募集を開始しました。
2019年2月に東京都と(公財)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、大会時の首都高速道路の流動確保策について国などへ検討を依頼しました。
本案は、同年8月26日に国などから示された検討結果をもとに、学識経験者等からなる交通輸送技術検討会での議論を踏まえ、東京都と組織委員会がとりまとめたものです。
料金施策の適用期間は、オリンピック開催中の2020年7月20日から8月10日までと、パラリンピック開催中の8月25日から9月6日までとしています。
また、実施内容として、ETC搭載車両は、夜間割引(全車種、首都高全線、5割引)、料金上乗せ(マイカーなど、都内区間、1000円)。
現金車両については、夜間割引なし、料金上乗せ(普通車以下の全て、首都高全線、1000円)という方針です。
これらの首都高料金案に対する意見は、2020年8月27日から同年9月26日まで東京都のホームページより提出が可能となっています。
こうした取り組みは「ロードプライシング」とよばれ、これまでも海外のオリンピック開催都市で実施されたことがあります。
大会運営をスムーズにおこなうために一定の効果があった反面、逆に渋滞がひどくなったというケースもあるようです。
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