馬はドライブスルー利用できる? 日本と海外で違うドライブスルー事情とは
クルマを降りずにサービスを受けることができる「ドライブスルー」。クルマで利用するイメージが強いですが、実際にはどのような乗り物が利用できるのでしょうか。
お馴染みのサービスになったドライブスルー、どの乗り物まで利用できるの?
ドライブ中にクルマを降りずに商品の購入やサービスを受けられるドライブスルー。クルマ以外では、どのような乗り物まで利用可能なのでしょうか。
ファストフード店などをはじめ、クルマに乗ったまま買い物ができるドライブスルー。ハンバーガーチェーンのマクドナルドでは、6月末時点で全2900店舗のうち1495店舗がドライブスルーサービスを実施しています。
近年では、ハンバーガー店以外でも、牛丼屋、コーヒーショップ、薬局、クリーニング店、メガネショップ、なんと「ドライブスルー仏壇」なるものも存在し、ドライブスルーはさまざまな業種で取り入れられています。
ドライブスルーは、約50年以上前に登場しました。日本のドライブスルーの発祥については諸説ありますが、日本で初めてドライブスルーを導入したのは、1965年の山本海苔店とされ、その後、マクドナルドが1977年に環八高井戸店へ導入したことをきっかけに全国へ広ったといわれています。
なお、世界初のドライブスルーは1930年代にアメリカで誕生し、登場当初は銀行などで取り入れられていたようです。
そんなドライブスルーについて、SNS上などで一部のバイク乗りたちから「バイクでは利用できるのか」という疑問が出ていました。
クルマで利用することの多いドライブスルーは、ほかのどんな乗り物まで利用できるのでしょうか。
国内で多くのドライブスルー店舗を展開する日本マクドナルド株式会社は、次のように話します。
「基本的にドライブスルーがご利用可能なのはクルマのみで、バイクなどでの利用は安全面を考慮してお断りしています。
また、オーダーボードなどのセンサーはクルマでの利用を想定して設計されているため、それ以外だと反応しない可能性があります。バイクなどで来店された場合は、駐車場へ停めてから店内のご利用をお願いしております」
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ほかにも、ドライブスルーを展開するふたつの企業を取材しましたが、回答はありませんでした。理由としては、日本マクドナルド株式会社への取材時にも担当者が懸念していた「イタズラの可能性」が考えられます。
近年、過激な動画をインターネット上にアップするため、路上で禁止行為をしてた若者が逮捕されるという事件が起きました。
ドライブスルーにおいても、意図的で悪質な利用は、他人の迷惑になるだけでなく、事故の危険性もあり大変危険です。
一方、国や地域によってはバイクや自転車でも利用可能な店があるほか、馬車なども軽車両とみなされてドライブスルーが利用できる場合もあるといいます。
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