王者「ノート」の牙城を崩せるか!? 2019年上半期コンパクトカー販売台数トップ5
トヨタ車が強いながらもホンダ車がランクイン
●第4位 トヨタ「ヴィッツ」4万5279台(前年比106.5%)
第4位はトヨタ「ヴィッツ」でした。現在3代目となるヴィッツは代を重ねるごとにボディは大きくなってきましたが、全長3945mm×全幅1695mm×全高1500mm(2WD)は、まだまだコンパクトサイズです。
また、同クラスのなかで大容量の荷室を持っているのが特徴で、荷物の高さに応じて荷室の高さが変えられる「アジャスタブルデッキボード」も便利な装備です。
搭載されるパワーユニットは1.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッドと、1.3リッター直列4気筒エンジン、1リッター直列3気筒エンジンの3種が用意されています。
ハイブリッド車は最高出力74馬力のガソリンエンジンに、最高出力61馬力のモーターが組み合わされ、JC08モード34.4km/Lと低燃費を実現。
最高出力99馬力の1.3リッター車は25km/L(装備により変わる)、69馬力の1リッター車は24km/Lとなっています。
価格はハイブリッドの標準仕様が181万9800円から。1リッターエンジンのベーシックグレード「1.0F“Mパッケージ”」が181万1520円。1.3リッターエンジンのベーシックグレード「1.3F(2WD)」が148万1769円です。
●第5位 ホンダ「フィット」4万5089台(前年比94.0%)
第5位はホンダ「フィット」です。初代からホンダ独自の「センタータンクレイアウト」を採用して、室内空間が広いことや、ショートワゴンのような外観のデザインは、多くのドライバーたちに愛されています。
ボディサイズは全長3990mm×全幅1695mm×全高1525mm(2WD)と、ライバルと大差ありませんが、室内寸法は長さ1935mm×幅1450×高さ1280mmとクラストップレベルの広い室内空間を持っています。
フィットのパワーユニットは、最高出力110馬力の1.5リッター直列4気筒エンジン+29.5馬力のモーターのハイブリッドと、132馬力の1.5リッター直列4気筒エンジン、100馬力の1.3リッター直列4気筒が選択できます。
ハイブリッドの燃費はJC08モード37.2km/L(2WD車)の低燃費を実現していますが、アクアには一歩及びません。
ハイブリッド車の最上級グレードである「HYBRID・S Honda SENSING(4WD)」の価格は、236万7360円と、やや高価ですが、ハイブリッドモデルのベースグレード「HYBRID」の2WDなら169万9920円と手が届きやすい価格です。
さらに、市街地などでの実用上で不満のない、1.3リッターガソリンエンジンを搭載するベーシックモデル「13G・F」なら142万8840円ですので、広い室内空間と価格を重視したい人にはオススメのグレードです。
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2019年上半期の統計からコンパクトカーだけを抜き出してみましたが、前年に引き続き販売台数1位のノートが健闘しているとはいえ、前年比でいうと93.4%となっています。
2位のアクアも前年比91.2%なので、本来ならば両車とも昨年よりも値引きに期待するところです。
しかし、10月からに実施される消費税増税を控え、駆け込み需要もあると想像できるので、現時点(2019年8月)の値引き予想は難しいところです。
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