スイッチ引けば9秒で屋根オープン! フォルクスワーゲンのSUV「T-Roc」にカブリオレ登場
ドイツのフォルクスワーゲンAGは、コンパクトSUV「T-Roc」(日本未発売)にカブリオレを追加、9月12日からドイツで開催されるフランクフルト国際モーターショー(IAA)でワールドプレミア(世界初公開)されます。
電動ソフトトップを持つBセグメント・コンパクトSUV
ドイツのフォルクスワーゲンAGは、コンパクトSUVモデル「T-Roc」(日本未発売)に、ソフトトップを持つオープンモデル「T-Rocカブリオレ」を追加、2019年9月12日から22日にドイツ・フランクフルトで開催されるフランクフルト国際モーターショー(IAA)で世界初公開されます。
T-Rocカブリオレは、後席を持つ4シーターのSUVオープンモデルです。
フォルクスワーゲン「ビートルカブリオレ」や「ゴルフカブリオレ」の伝統にならい、クラシカルなソフトトップを採用しています。スイッチ操作ひとつで全自動にルーフが開閉可能で、わずか9秒でオープンにすることができます。
また、開閉動作は30km/hまでならば走行中も可能です。
T-Rocカブリオレは横転の危険性があるとき、車両の傾斜をセンサーで検知して、後席後ろに「ロールオーバープロテクション」と呼ばれる保護バーが瞬時にポップアップし、後席の安全性も確保しています。
グレードは「スタイル」のほか、「R-Line(Rライン)」パッケージも用意されます。Rラインパッケージは、スポーティなRラインエクステリアおよびインテリアパッケージが組み込まれています。
搭載されるエンジンは、115馬力を発生する1リッター直列3気筒ターボ、および150馬力を発生する1.5リッター直列4気筒ターボと、2つのパワートレインを用意しています。組み合わされるトランスミッションは、6速MTおよび7速DSG(DCT)です。
T-Rocカブリオレの欧州での発売は、2020年春の予定です。日本への導入はアナウンスされていません。
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T-Rocカブリオレのベースとなる「T-Roc」は、2017年に欧州で登場した日本未導入のモデルです。
全長4234mm×全幅1819mm×全高1573mmとBセグメントに属するSUVで、トヨタ「C-HR」や日産「ジューク」、アウディ「Q2」、ルノー「キャプチャー」など、いま世界的に流行しているジャンルの「コンパクトSUV」にカテゴライズされます。
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