ならし運転は今でも必要?「念の為」やる人が現在も存在する理由とは
今でもやる? 暖機運転の必要性
ならし運転が、新車購入後一定期間の運転方法を指しているのに対し、エンジン始動直後にクルマへ負荷をかけないことを目的とした行為を「暖機運転」といいます。
やり方としては、エンジンをかけた状態で5分から10分程度待ち、エンジンが暖まった後にクルマを発進させるというのが一般的です。
しかし、暖機運転はいい方を変えると「アイドリング」という行為にあたり、騒音問題や排出ガスなどの観点から、道の駅やコンビニの駐車場などをはじめさまざまな場所で禁止されていることが多くなっています。
近年のクルマで暖機運転は必要なのでしょうか。ホンダは暖機運転の必要性について次のように説明します。
「暖機運転をする必要は、基本的にはありません。エンジンが暖まりにくいといわれている冬季であっても、極寒冷地などの一部の特殊条件下を除けば、必要無くなっているのが現状です」
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いまでは暖機運転の必要はなくなっていますが、その一方で慌ててクルマを発進させる行為は、危険を伴います。
駐車場の物陰に隠れた子どもや自転車との衝突に注意して、かつクルマをいたわって加速することを心がければ、特別な暖機運転は必要ない、というのが現状のようです。
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