ならし運転は今でも必要?「念の為」やる人が現在も存在する理由とは

今でもやる? 暖機運転の必要性

 ならし運転が、新車購入後一定期間の運転方法を指しているのに対し、エンジン始動直後にクルマへ負荷をかけないことを目的とした行為を「暖機運転」といいます。

現代のクルマで暖機運転は不要か?
現代のクルマで暖機運転は不要か?

 やり方としては、エンジンをかけた状態で5分から10分程度待ち、エンジンが暖まった後にクルマを発進させるというのが一般的です。

 しかし、暖機運転はいい方を変えると「アイドリング」という行為にあたり、騒音問題や排出ガスなどの観点から、道の駅やコンビニの駐車場などをはじめさまざまな場所で禁止されていることが多くなっています。

 近年のクルマで暖機運転は必要なのでしょうか。ホンダは暖機運転の必要性について次のように説明します。

「暖機運転をする必要は、基本的にはありません。エンジンが暖まりにくいといわれている冬季であっても、極寒冷地などの一部の特殊条件下を除けば、必要無くなっているのが現状です」

※ ※ ※

 いまでは暖機運転の必要はなくなっていますが、その一方で慌ててクルマを発進させる行為は、危険を伴います。

 駐車場の物陰に隠れた子どもや自転車との衝突に注意して、かつクルマをいたわって加速することを心がければ、特別な暖機運転は必要ない、というのが現状のようです。

急発進を避けるべき理由を画像でチェック!! エンジン始動直後は要注意(10枚)

まさか自分のクルマが… 高級外車のような超高音質にできるとっておきの方法を見る!

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー