2000馬力超えのEVスーパーカー登場! ロータス「エヴァイヤ」ってどんなクルマ?

英国のロータス・カーズは、初のEVスーパーカー「エヴァイヤ」のワールドツアーを米国からスタートすると発表しました。最高出力2000PSといいますが、どんなクルマなのでしょうか。

英国初のEVスポーツカー「エヴァイヤ」とはどんなクルマ?

 英国の自動車ブランド、ロータス・カーズは2019年8月6日に、「エヴァイヤ」のワールドツアーを、米国で同年8月15日に開幕する「モンテレー・カー・ウィーク」でおこなうと発表しました。

ロータス初のEVスーパーカー「エヴァイヤ」
ロータス初のEVスーパーカー「エヴァイヤ」

 エヴァイヤは、ロータスブランドとして初の電動パワートレインを搭載したEVスーパーカーです。名前の由来は、「最初の存在」または「生きているもの」を意味しています。

 ボディサイズは、全長4459mm×全幅2000mm×全高1122mm、最低地上高は105mmです。また、カーボンファイバー製モノコックと、市販車では初採用のカーボンファイバーモノコック製シャシを採用した結果、車両重量は1680kgを実現。

 外観は、航空機からインスピレーションを得たデザインを採用し、空力性能などを追求しています。リアの造形では、トンネル内のベンチュリ効果により、後輪のアーチルーバーから空気が引き込まれる仕組みになっており、各トンネルは赤いLEDで縁取られ、印象的なリボンスタイルの光の特徴を作り出しています。

 パワートレインには、4つモーターを搭載。合計で2000psのパワーを発揮し、0km/h-100km/h加速が3秒以下、最高速は340km/h。走行モードはレンジ、シティ、ツアー、スポーツ、トラックといった5種類を用意します。

 ロータス・カーズのスポーツカーエンジニアリング担当は、次のように説明しています。

「ロータスエヴァイヤには、高速で驚くほどの加速があります。300km/hに到達するのに9秒もかかりません。これはほかのどの競合他車よりも優れています」

※ ※ ※

 バッテリーは、車体中央に配置され、蓄電容量は70kWh。1回の充電航続距離は、400km(WLTPモード)で充電にかかる時間(350kW充電器)は、18分だといいます。

 ロータス・カーズはこのエヴァイヤを、2020年5月から英国の本社工場にて、限定130台で生産する予定です。

2000馬力超えのモンスターマシンってどんなクルマ? ロータス「エヴァイヤ」を画像でチェック!(18枚)

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