日産GT-R(R32)が600万円超え? 国産スポーツカーの中古相場が高騰した理由とは
高騰する国産スポーツカーはどんなモデル?
高騰している国産スポーツカーですが、実際どれほどの価格なのでしょうか。中古車販売サイトを参考に価格を調査したところ、予想通りかなり高騰しています。

先述した映画「ワイルド・スピード」で主人公の故・ポール・ウォーカーが乗っていたことで有名なスープラ(A80型)は、1993年発売当時の価格が標準モデルで約300万円です。
気になる中古車価格は、状態の悪い安価な車体で150万円程度ですが、状態の良いものは300万円前後となっており、当時の新車価格と同等となります。
また、「ワンエイティー」の呼び名で有名であり、比較的安価で入手できるドリフト車としてお馴染みの180SXの価格も同じく高騰しています。
かつては数十万で購入できたこのクルマも、平均価格は130万円前後となっており、手頃に手に入る状態ではなくなりつつあります。このような走り屋系ユーザーに人気を誇ったクルマは、カスタマイズが施されている車体が多いことから状態の良い車体が少なくなりつつあることも、価格高騰の要因のひとつです。
人気のスカイラインGT-R(R32型)の価格は、安い車体でも200万円台となっており、そこから状態が優れているものに絞り込むと、350万から400万円へと価格が上がっていき、さらに状態の良いものとなると600万円以上と、新車販売価格の約450万円よりも高くなっています。
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2020年には、日産スカイラインGT-R(R33型)」やホンダ「インテグラタイプR」といった車種が25年ルールの適用から外れます。乗りたいクルマがあるのであれば、今のうちに狙いを定めた方がいいかもしれません。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。










































