トヨタ「ランクル70」復活? ファン待望のディーゼル仕様で2020年に登場か
復活70系のボディバリエーションはどうなる?
気になるのはボディバリエーションで、5ドア車が出るのならば、「1ナンバーのバンで出るのか、それとも3ナンバーワゴンとして登場するのか」は不確定な部分です。
仮に安全基準や国交省型式認定という部分をクリアできて、3ナンバーの7人乗りワゴンと1ナンバーのピックアップトラックというバリエーションで再販されれば、さらに多くのユーザーを取り込むことができるでしょう。
海外では、かつて日本で大人気だった3ドアミドルボディ(FRPトップ車)も健在のため、これも再販となれば狂喜乱舞するファンも少なくないはずです。
そして嬉しいことに、今回は限定ではなくカタログモデルとして発売されるかもしれません。四駆業界の関係者は、次のように語っています。
「前回の期間限定販売では、生産台数の大半を官公庁に公用車として納めたため、じつは民間に十分に行き渡っていないのではないかという話があります。そのため、今回はより多くのファンに買ってもらうために、カタログモデルにする可能性は十分にあります」

肝心の発売時期についてですが、2020年早々に何らかの動きがあるという噂があります。遅くても同年秋までには発売ではないか、というのが業界筋の見方です。前出の関係者は次のようにも話しています
「2020年にランドクルーザー200系の後継モデルが発売される予定でしたが、大幅なデザイン変更が発生したために、開発スケジュールが大幅に変わったという話が聞こえています。本来は、ランドクルーザーにとっては久しぶりのビッグイヤーになるはずだったわけですから、話題性のある70系再販で補完したいという狙いもあるのかもしれません」
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どんな形で発売されるにせよ、地球最後のクロカン4WDと謳われたランドクルーザー70系が再販されて喜ぶ日本のファンは多いはずです。
しかもそれがディーゼル車となればなおさらのことで、前回買えなかった人や興味のある人達としては、注目せずにはいられない1台です。
Writer: 山崎 友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。

























