なぜ赤色ばかり? クルマのアクセントカラーに赤が多い理由

スポーツカーやスポーツタイプのクルマといえば、赤いボディカラーや赤いアクセントカラーが使われているクルマをイメージする人は多いのではないでしょうか。なぜ、「スポーツ=赤」になったのでしょうか。

 かつてはスポーツカーの定番色といわれた赤色ですが、近年はスポーティモデルのみならずそれ以外の一般車にもアクセントカラーとして赤色が使われています。

「クルマ×赤」という組み合わせには、どのよう歴史や誕生背景があるのでしょうか。

日産「ノート e-POWER NISMO S」
日産「ノート e-POWER NISMO S」

 一昔前までは、フォルクスワーゲン「ゴルフ」のスポーツ仕様「GTI」や日本では日産のレーシングブランド「NISMO」などスポーティモデルに多かった赤いアクセントカラーですが、最近ではさまざまなクルマで使われています。

 外観では、グリルやミラー、スポイラー部分、内装ではハンドルステッチなどに赤が使われ、クルマにアクセントをつけ、スポーティな印象を際立たせる役目を果たしています。

 赤いアクセントカラーのイメージが強いNISMO製品について、日産の広報担当者は次のように説明しています。

「赤いアクセントカラーは、レーシングカーのカラーリングにインスパイアされ、スポーツマインドを高揚させる熱さ、クルマづくりの情熱、エネルギッシュな血の通った力を表現する色として象徴的に採用しています。色調は、グレードのトップかつプレミアム感と品格を重視し、メタリックレッドを採用しています」

 また、通常モデルで赤いアクセントカラーを使っている、マツダは次のように話します。

「カラーデザイナーがそのクルマやグレードのコンセプトに合う色として、グリルやバンパー、インテリアの一部に採用しています」

※ ※ ※

 最近のクルマに多い、赤いアクセントカラーは、クルマのイメージを引き立たせるデザインのひとつとして使われているようです。

赤色といったらあのクルマ! 赤が映える名車達を画像でチェック!

【2023年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

3件のコメント

  1. いまさらですが、赤はイタリア国の色でフェラーリ社の色は黄だという点、よろしくお願いいたします。

  2. 白ボディに赤のアクセントは、アバルトが始めたんだと思いますよ。
    しかも60年代からですし…

    それを2007年にプントアバルトで復活させてから、スポーツモデルの色使いが、変わってきたんだと思いますよ。

  3. 白地に赤のアクセントカラーは車に限らずかなり太古から存在するので、まぁそういう色なんでしょうね。

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー