「人」を第一に考える ボルボならではのコンテスト「CS-VESC」とはどんなもの?

CS-VESCは競う場ではなく、従業員全員で顧客満足度を向上させる場

 CS-VESCの決勝戦は、個人戦7分間、チーム戦20分間がそれぞれ与えられ、来店するユーザーの最低限の情報だけ共有されます。来店したユーザーに扮した人物は、さまざまな要望をセールススタッフに投げかけるのです。

個人戦2位に輝いたボルボ・カー虎ノ門の白子裕一さん
個人戦2位に輝いたボルボ・カー虎ノ門の白子裕一さん

 決勝のロールプレイングは朝10時30分から14時30分まで続き、そのあと個人戦・チーム戦それぞれ3位から1位までが表彰されました。

 個人戦3位に輝いた、ボルボ・カー杉並スタッフの秋田元さんは以下のようにコメントしました。

「競技中はとても緊張しましたが、緊張しているからこそいつもおこなっている接客ができたと思います。ここで経験したことを店舗のスタッフに共有し、来店していただけるお客様の満足度をさらに向上できるように努めます」

 また、個人戦2位に輝いたボルボ・カー虎ノ門の白子裕一さんは以下のようにコメントしました。

「私は出場するのが今回で2回目ですが、それでもこれだけ大勢の人の前では緊張します。私は店舗では中堅のポジションに居ますので、知識や接客応対の技術を後輩にしっかりと伝え、さらにお客様が過ごしやすい店舗づくりをしていきたいと思います」

※ ※ ※

 個人戦の優勝者には、ボルボスタジオ青山の鈴木さんが輝き、チーム戦ではボルボ・カー神戸が3位、ボルボスタジオ青山が2位、ボルボ・カー東名横浜が優勝を手にしました。

 今回のCS-VESCを振り返り、ボルボ・カー・ジャパン広報部の長瀬氏は以下のようにコメントしています。

「近年のボルボはお客さまから非常に高い評価をいただいており、販売台数も年々伸びております。高評価を頂いている理由のひとつとして、商品の魅力が上がったことがあります。しかし、それだけではお客様の満足を維持することは難しいと考えています。

 そこでボルボは、カスタマーサティスファクションを向上させることで、クルマだけではなく「人」で選んでいただけるブランドになることを目指しています。

 CS-VESCは例年よりも難しいシチュエーションで開催されましたが、参加したスタッフはそれぞれの個性や持ち味を生かしながら、さまざまなお客さまのニーズを的確に捉えていたと思います。

 今回参加したスタッフがここで経験したことを自分の店舗に持ち帰り共有することで、お客さまにとってさらに過ごしやすい空間を提供することができるようになるでしょう」

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 1990年から始まり、2008年まで計10回が開催されたコンテスト、「VESC」が生まれ変わり、今回が3回目の開催となった「CS-VESC」。

 年々上がっていくボルボ・カーの魅力に加えて、「CS-VESC」を開催することによって「人」の魅力もどんどん上がっていくことでしょう。ボルボのこれからの躍進がとても楽しみです。

スタッフの笑顔が眩しい! CS-VESCの模様を写真で見る(33枚)

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