名車揃い! なぜ無くなった? リトラクタブルヘッドライト車5選
今でも根強い人気があるマツダ(ユーノス)「ロードスター」
マツダ(ユーノス)「ロードスター」は、1989年にマツダの自動車ブランドであるユーノスから発売された、ライトウェイトスポーツカーです。
1960年代は、人気を誇ったライトウェイトスポーツカーですが、70年代に入ると安全基準や排ガス規制により需要が少なくなっていきました。
そんな時代に発売されたユーノス ロードスターは、発売初年度に日本で約1万台を売り上げるなど、陰りの出ていたライトウェイトスポーツカー人気に再び火をつけたのです。
リトラクタブルヘッドライトがロードスターに採用されたのは、初代モデルのみとなっており、2代目以降からは軽量化や安全面などのために廃止されました。
ユーノス ロードスターは、1989年から1997年と短い期間での販売でしたが、現在もユーノス ロードスターだけを取り扱う店舗があるほど、今なおファンから根強い人気があるモデルとなっています。
最後のリトラクタブルヘッドライト採用の国産車、マツダ「RX-7」
マツダ「RX-7」は、1978年から2002年まで販売されていたスポーツカーです。1978年の発売から、RX-7は2回のフルモデルチェンジをおこないましたが、リトラクタブルヘッドライトは一度も廃止されることなく、継続して搭載されていました。
RX-7は1996年以降、世界唯一のロータリーエンジン搭載量産車としていましたが、スポーツカー需要の低下や環境対策の行き詰まりなどにより、販売を終了したのです。
それにより、国産車で唯一採用していたリトラクタブルヘッドライトのクルマがなくなり、日本でのリトラクタブルヘッドライト車の生産も終わりを迎えました。
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2005年にシボレー「コルベット」がフルモデルチェンジをおこなったことで、新車のリトラクタブルヘッドライト車は市場から姿を消します。
しかし、リトラクタブルヘッドライト車は、いまでも人気のあるクルマとなっています。新規開発が難しいといわれているリトラクタブルヘッドライトですが、復活を待ち望む声は今も絶えません。
本当にそんなに熱望しているの?
ベンツのペットマークやタイヤのスピンナーナットも
突起物を無くす方向に
リトラクタブルヘッドライト
使うたびに光軸が動く事で信頼性を保てない欠陥が構造にあったことにメーカーが気付いたため
復活する可能性はかなり低い