ダイハツが6年ぶり全面刷新の新型「タント」発表! N-BOXはライバルじゃない? 大幅進化で目指した軽とは
ダイハツの人気車種「タント」が6年ぶりにフルモデルチェンジしました。4代目となる新型タントは、新たにDNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ)を採用することで、クルマの基本性能が大きく向上しました。
ダイハツ「タント」が6年ぶりにフルモデルチェンジ
ダイハツの軽スーパーハイトワゴン「タント」が6年ぶりにフルモデルチェンジし、2019年7月9日より発売されました。
2003年に登場した初代タントは、スーパーハイトという新たなジャンルを開拓し、2代目ではミラクルオープンドアを採用することで乗降性が向上しました。3代目では両側スライドドアやスマートアシストを採用するなど、代々進化を重ねてきた結果、子育て世代からシニア層まで、歴代モデルは200万台以上がユーザーに愛用されています。
新型タントについて、開発責任者は次のようにいいます。
「スーパーハイトワゴンは、軽自動車のなかでも半分を占めるなど、主力の商品として市場が拡大しています。
子育て層からシニアまで、幅広い層に支持されているタントですから、新型タントの開発においてはたくさんのユーザーに話を聞いて、商品に反映させました。
昨今はホンダN-BOXが人気ですが、新型タントはN-BOXを超えることを目標にしたのではなく、ユーザーのことを考えて作りました。みなさんの期待に応えるいいクルマに仕上がったと思っています」
4代目モデルとなる新型タントは、「新時代のライフパートナー」をキーワードに、すべての世代のユーザーのニーズに応えるモデルに大きく進化しました。
タントがこれまで継承してきた室内空間の広さに加え、「ミラクルオープンドア」を活かした新しい使い方として「ミラクルウォークスルーパッケージ」を実現。世界で初めて運転席が最大540mmスライドすることで、運転席と後席の移動やピラーインドアから運転席へ楽に乗り降りできるようになっています。
さらに、助手席イージークローザーやタッチ&ゴー機能、ウェルカムオープン機能など、軽自動車初となる機能も取り入れられました。
見晴らしがよく安全に運転できる視界とドライビングポジションを実現するとともに、ホールド感とフィット感、座り心地を向上させたシートを採用することで、ロングドライブでも疲れにくい室内環境も整えています。
新型タントは、進化した予防安全機能「次世代スマートアシスト」を採用。予防安全機能「スマートアシスト」に、運転支援機能「スマートアシストプラス」を追加。全車速追従機能付きACCやハンドルを触らずにシフト/アクセル/ブレーキのみで自動駐車をおこなう「スマートパノラマパーキングアシスト」などを搭載しています。
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