危険運転で「恐い」と感じた人の割合は? 歩行者・自転車の運転に恐怖を感じた人も

交通トラブルに関する報道が絶えないなか、恐怖を感じた運転行為についてのアンケートが実施されました。はたして、どのような運転行為を恐怖と感じているのでしょうか。

迷惑運転行為を恐いと感じている割合は約4割に

 最近交通トラブルに関するニュースが盛んに報道されており、テレビでは実際の事故の映像も交えて紹介されるのをよく目にします。

 そんななか一般ドライバーを対象に、恐怖を感じた運転行為についてのアンケートがおこなわれました。多くの人がヒヤッと感じている運転は、どのようなものでしょうか。

クルマの運転時のアクシデントでもっとも多いものとは

「もっとも“恐い”と感じたクルマのアクシデントはなんですか」という質問に対し、もっとも多かった回答は「急な割り込み」で、全回答の23%を占めています。

 次いで「後ろからのあおり行為」が15%となったことから、迷惑運転行為がもっとも恐いと感じている割合は、1位とあわせて約4割にまでのぼりました。

 3位には「自転車の飛び出し」(13%)がランクインし、「自転車やバイクの無理なすり抜け」や「歩行者の飛び出し」という回答も挙げられたことから、クルマ側が加害者となる場合を恐れている人も一定数存在することがわかります。

 一方、トラブル時にクルマの周りの状況を記録する装備として「ドライブレコーダー」が近年注目を集めていますが、アンケートでは「ドライブレコーダー」利用者で事故・事件に遭った人へのアンケートも実施。

「どのような事件・事故の時にドライブレコーダーを活用しましたか」という質問に対して、もっとも多かった回答は「横からの衝突」(23%)で、「後ろからの追突」(18%)がそれに続きました。

 また、「後ろからのあおり行為」を受けた際に活用したという回答も7%存在していることから、事故だけでなく迷惑運転行為にもドライブレコーダーは活用することが可能です。

 側面や後方に存在するクルマが相手の事故が高い割合を占めていることをふまえ、アンケートを実施した自動車用品メーカーのカーメイトは「ドライブレコーダーのなかでも広画角録画できるタイプのニーズは高いといえるでしょう」とコメントしています。

 以前と比べ知名度が増したドライブレコーダーは、今後ますます普及することが予想されます。

【了】

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