一度聞いたら耳から離れない! CMソングが印象的だったクルマ3選
クルマのテレビCMに著名な歌手やアーティストが楽曲を提供していると、その曲とクルマの印象が結びつくこともよくあります。これまで放映されたCMのなかで楽曲が話題となったクルマを3台ピックアップして紹介します。
聞いたことある? クルマCMに登場した楽曲たち
クルマのテレビCMでは、その車種の特徴やキャッチコピーを伝えるセリフの後ろで楽曲が流れていることがあります。その楽曲に有名なアーティスト・歌手が起用されていたりする場合、アーティストの認知度によってクルマがより広く知れ渡ることがあります。
今回はかつて放映されたクルマのテレビCMで、起用された楽曲が話題となったクルマを3車種ピックアップして紹介します。
●トヨタ カローラII
トヨタ「カローラII」は、1982年に初代が登場したコンパクトカーです。1994年に発売されたカローラIIの4代目モデルのCMには、小沢健二さんの楽曲「カローラIIにのって」が起用されました。
アーティストの曲がテレビCMに使われる例は少なくないものの、タイトルにまで商品名が入るというパターンは非常に珍しいといえます。
歌う曲の作詞と作曲を自分でおこなう「シンガーソングライター」の小沢さんですが、この曲は例外的に本人による作詞作曲ではありません
また、この曲のシングルは彼の歴代作品のなかでも比較的売上の高い1枚として知られています。
一方、4代目「カローラII」のクルマ自体の特徴としては、3ドアハッチバックのみで後席ドア付きモデルがなかった点が挙げられ、1998年まで販売が続けられました。
●ホンダ トゥデイ
ホンダ「トゥデイ」は、1985年から販売を開始した軽自動車です。登場時は商用車としてのラインナップで、乗用モデルとしては1988年からとなります。
初代トゥデイには数パターンのCMがありましたが、そのなかのひとつでCMソングに起用されたのが、「シンガーソングライターダンサー」の岡村靖幸さんでした。
「岡村ちゃん」の愛称でも知られる彼がこのCMで歌唱したのは、1988年11月に8枚目のシングルとして発売された「だいすき」。曲のタイトルのとおりストレートな歌詞が散りばめられた明るいラブソングで、このクルマのキャラクターが表現されていました。
3枚目のアルバム「靖幸」にも収録されたこの曲は「ベイベ(岡村靖幸さんのファンの愛称)」から愛され続け、ライブでもよく披露される曲となっています。
この曲がトゥデイのテレビCMに使われていたのは初代モデルの頃で、1993年には2代目が登場しました。2代目トゥデイは当初から乗用向けモデルとして開発され、初代には無かった5ドアモデルもラインナップされています。その後、1998年まで販売が続けられました。
初代のホンダ・トゥデイは丸目のタイプではありませんか?
また、CMソングは岡村孝子さんの「はぐれそうな天使」ではなかったですか?
初代は岡村孝子の「はぐれそうな天使」だったと思いますが?
ご指摘ありがとうございます。
訂正いたしました。
ホンダ・トゥデイ「はぐれそうな天使」も大好きでしたが、それよりホンダ・City「In the City」の方がインパクトはあったと思います。これもタイトルに商品名入ってますね。
女性向けの足を意識して発売されたスズキ・アルトJUNA「モノクローム・ヴィーナス」も大人の女性の魅力にあふれたCMで好きでした。
トヨタ・カムリ/ヴィスタ「唇にスパーク」も記憶に残る曲でレーザーエンジンのCMは、なんかすごいエンジンを出したんだなって強いインパクトを覚えました。