なぜ軽自動車の側面に溝が? 普通車に負けないデザインを実現する技術とは

デザイン面でも小型車に負けない軽自動車が増加

三菱「eKクロス」

 一方、軽自動車のなかには「フェンダー風」デザインとあわせてさらに踏ん張り感を強調させているクルマもあります。

 SUVテイストのデザインが採用された三菱「eKクロス」では、ホイールアーチ(タイヤが収まる切り欠き部分の縁)をブラックアウトさせる専用デカールが採用されました。

 フェンダーを表現するラインの内側を、さらにブラックで強調し、あわせてサイドシルガーニッシュもブラックとすることで、eKクロスのサイドビュー全体において「SUVらしさを強調しました」と三菱は説明しています。

 またeKクロスは、日産と三菱の合弁会社であるNMKVによって開発がおこなわれたモデルですが、同社がeKクロスとあわせて開発した軽自動車「デイズ」においても、デザインの力強さは重要なテーマだったようです。

 日産はデイズの外観について、次のようにいいます。

「デザインは、躍動感がありダイナミックで、しっかりとした信頼感を感じられるプロポーションとしました。とくにスポーティモデルの『ハイウェイスター』では、クラスを超えた威風を感じさせる存在感のあるものを採用しています」

 ※ ※ ※

 制限のあるなかで設計をおこなう軽自動車では、クラスの枠にとらわれないより魅力あるデザインを生み出すために、さまざまな工夫がされているのです。

【了】

この軽自動車デザインはアリ? 「フェンダー風」なクルマを写真で見る(24枚)

トヨタが提案する救急車発見技術がスゴすぎる!

画像ギャラリー

1 2

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. eKクロスとして貼られている画像、DAYZハイウェイスターになってますよ

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー