安全な小型車はどれ? 「衝突安全性能」コンパクトカーTOP5
ホンダを抑え4位にスズキがランクイン
●4位 スズキ「スイフト」HYBRID RS 新安全性能総合評価:178.3点

新安全性能総合評価が178.3点で4位になったのはスズキ「スイフト」HYBRID RSです。
スズキのコンパクトカーで、「HYBIRD RS」グレードにはマイルドハイブリッドシステムが搭載されていますが、高出力のモーターが搭載されたハイブリッドシステムを搭載するグレードも用意されています。
マイルドハイブリッドシステムを搭載しながら、910kgにおさめられた車重も特徴です。
スイフトの得点は、乗員保護性能が87.8点、歩行者保護性能が78.87点、PSBRは4.0点です。歩行者保護性能は、歩行者頭部保護性能がレベル4で点数は2.94点。また、歩行者脚部保護性能がレベル5の4.00点と、歩行者に対して優しい設計となっています。
安全装置装備状況はABS、エアバッグ左右、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキ、助手席のシートベルト・リマインダーを装備。
シートベルト・プリテンショナーとシートベルト・フォース(ロード)リミッターについては、後部座席中央以外には装備しています。
●5位 ホンダ「フィット」HYBRID・Lパッケージ 新安全性能総合評価:178.0点

ホンダ「フィット」HYBRID・Lパッケージは、新安全性能総合評価が178.0点で5位となっています。
フィットはセンタータンクレイアウトの採用によりシートアレンジが多彩なことと、広い室内空間が特徴です。
各得点は、乗員保護性能が92.59点、歩行者保護性能が81.41点、PSBRは4.0点です。側面衝突試験や後面衝突頭部保護性では満点か満点に近い数値を出しており、高い保護性能を持っていることがわかります。
また、歩行者保護性能では、歩行者頭部保護性能がレベル4で点数は3.08点。歩行者脚部保護性能もレベル4で3.96点となっています。
安全装置装備状況はABS、エアバッグ左右、サイドエアバッグ、サイドカーテンエアバッグ、横すべり防止装置、衝突被害軽減ブレーキ、助手席のシートベルト・リマインダーまではすべて装備。
シートベルト・プリテンショナーは前席のみ。シートベルト・フォース(ロード)リミッターについて後部座席中央以外には装備しています。
※ ※ ※
ボディサイズが小さいと安全面では不利になりがちですが、今回紹介したクルマはそれぞれ優秀な成績を出しています。
衝突安全性能は事故発生時以外はあまり気にしませんが、万一のときのためにも、アセスメントの数値を考慮したクルマ選びをするのもよいでしょう。
【了】
Writer: くるまのニュース編集部
【クルマをもっと身近にするWEB情報メディア】
知的好奇心を満たすクルマの気になる様々な情報を紹介。新車情報・試乗記・交通マナーやトラブル・道路事情まで魅力的なカーライフを発信していきます。クルマについて「知らなかったことを知る喜び」をくるまのニュースを通じて体験してください。
































