仕事とプライベートの両立に最適!ディーゼルステーションワゴン燃費ランキングTOP5
燃費がよく、遠距離ドライブにはさらに低燃費の威力が発揮されるディーゼルエンジン車。積載性が高く、高速道路も安定して走行できるステーションワゴンにはぴったりの組み合わせです。そこで、ディーゼル×ステーションワゴン燃費ランキングを紹介します。
ワゴン車にはぴったりのディーゼルエンジン
1970年代のオイルショック以降、80年代から国内自動車メーカーでも乗用車へのディーゼルエンジン搭載が増えはじめ、特に商用車ベースの1BOXワゴンでは、ほとんどの車種にディーゼルモデルがラインナップされています。
また、ディーゼルエンジンは燃料費が安く済むことから、ワゴン車の経済性を高めています。
理想的なエンジンと思われたディーゼルですが、特有の音や振動、黒煙などの問題からから、一時は搭載する国内乗用車が消滅。しかし、現在はクリーンディーゼルの登場で乗用車のディーゼルモデルが復活しました。その中で、ステーションワゴンは環境対応を進めてきた欧州車がほとんどという状況になっています。
そんなディーゼルエンジンを搭載したステーションワゴンの燃費について、国土交通省が平成31年3月に公開した「自動車燃費一覧」をもとに、デモデルチェンジなどで販売を終了した車種を除いた上位5台(カタログ値:JC08モード)を紹介します。
●1位 BMW「3シリーズ 320d Touring」 JC08モード燃費 21.4km/L
1975年に登場したBMW「3シリーズ」はBMWの最多量販車種で、バブル経済全盛期には「六本木のカローラ」と揶揄されたほど日本でも販売台数の多いクルマでした。
そして2代目には、ステーションワゴンの「ツーリング」を追加。2012年発売の現行モデルとなる6代目には、BMW伝統のFR(後輪駆動)とパワフルで高効率なディーゼルエンジンの組み合わせを実現しています。
そのなかで、JC08モード燃費 21.4km/Lを達成しているのは「320d Touring(ツーリング)」。搭載エンジンは、コモンレール ダイレクト インジェクション システムとエンジン回転数に応じて過給圧を制御する可変ジオメトリー ターボチャージャー、ブレーキ エネルギー回生システムを組み合わせた2リッター直列4気筒直噴ターボディーゼルエンジンです。
最高出力190馬力、最大トルク40.8kgmを発揮し、排出ガス処理技術であるBMW BluePerformance テクノロジーの採用により、ディーゼル車に対する排出ガス基準となる日本の「ポスト新長期規制」にも適合しています。
「320d Touring」の価格は、587万円(消費税込み 以下同様)です。
●2位 プジョー「308 SW」 JC08モード燃費 21.6km/L
プジョー小型乗用車である「308」。その現行モデルは2013年に登場した2代目で、ハッチバックモデルのリアを伸ばしたステーションワゴン「308 SW」は、2014年に登場しています。
そのなかでもJC08モード燃費で21.6km/Lの性能を持つ現行モデル「308 SW Allure BlueHDi」に搭載されるエンジンは、最高出力130馬力、最大トルク300Nmを発揮する1.5リッター直列4気筒DOHCターボディーゼルで、8速ATと組み合わせられます。
また、酸化触媒、SCR、DPFを同一ユニットにまとめたことで排気ガス処理の効率が向上し、2020年から適用されるNOx(窒素酸化物)規制「EURO 6.2」もクリア済みです。
ちなみに「308 SW GT BlueHDi」に搭載されるパワフルな2リッター直列4気筒DOHCターボディーゼルエンジンは、最高出力177馬力、最大トルク400Nmを誇り、JC08モード燃費は18.2km/Lと良好で、こちらも魅力的な1台で、「308 SW Allure」の価格は308万7000円、「308 SW GT BlueHDi」は383万8000円となっています。
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