新車に「ならし」必要? 各社異なる「ならし運転」の重要性とは

クルマの寿命を延ばすといわれている「ならし運転」。その方法は、エンジンの回転数からハンドル操作・ペダル操作まで多岐にわたります。しかし、かつては必要だったとしても、今のクルマでもおこなうべきなのでしょうか。

操作法が独特? 新しいクルマの細部を覚えるための「ならし運転」の必要性

 ユーザー間では、「ならし運転」の是非やその方法についてさまざまな意見がありますが、一方で「オーナーが新しいクルマになれるには、ある程度時間がかかる」ということも事実としてあります。

 とくに最近は、シフトパターンやクルマやエンジンのかけかた(始動の方法)が独特なクルマも多く、以前の愛車と操作方法が異なるという場合も少なくありません。

トヨタ プリウスのシフトノブ

 アンケートに回答したユーザーには、「新車に乗る場合は、人間がそのクルマに慣れるための期間だと考えて、ならし運転をおこなうようにしています」とコメントしている人もいます。

 また、最近のクルマ特有の悩みとして、日産「ノート e-POWER」を所有しているユーザーは、「私のクルマはモーターでタイヤが駆動するので、意図したタイミングでエンジンが動いてくれません。正直、エンジンに関してはクルマ任せの『ならし』です。まあ、そもそもあまりエンジンが回らないので良いのですが…」と、電動化が進むいまならではのコメントです。

 e-POWER車の「ならし運転」について、日産は「車両制御ユニットがエンジンを最適にコントロールしているため、部品のなじみを良くするならし運転は必要ありません」と説明しています。

 機械部分をなじませるという目的ではなく、クルマの操作方法を私たちが覚えるためにならし運転をおこなうことで、結果として安全に長く愛車に乗り続けることができるのかもしれません。

【了】

シフトノブの操作方法が違う? いまのクルマの色々なシフトパターン(6枚)

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Writer: くるまのニュース編集部

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