【今日はなんの日】レーシングドライバー 柳田真孝選手の誕生日
2019年6月4日は、レーシングドライバー・柳田真孝選手の誕生日です。1993年にカートレースデビューを飾った柳田選手は、日産ワークスのレーシングドライバーとして活躍していた柳田春人選手を父に持ち「二代目Zの柳田」などの異名を持っています。
レーシングドライバー柳田真孝選手とは?
柳田真孝選手とは、元日産ワークスのレーシングドライバーである柳田春人氏を父に持つ2世レーサーです。父の柳田氏は幼少期からクルマに親しませようとしていたようですが、実際の小学生時代は野球やサッカーが好きなごく普通のスポーツ少年だったそうです。
柳田選手が本格的にカーレースに興味を持ち始めたのは中学生のとき。鈴鹿で行われたF1レースに連れて行ってもらい、そのスピード感やスタジアムの熱狂に惹き込まれたとのことです。その後はカートスクールに入り、どんどんカーレースにのめり込むうちに14歳でカートレースデビューを飾ります。
1996年には全日本カート選手権にデビュー。1997年にはエルフ(現:TOTAL)のスカラシップを獲得しフランスに渡ります。フランスでは開幕戦優勝を果たすなどの快挙を成し遂げました。
1999年に日本に帰国してからも、フォーミュラ・ドリームでシリーズ2位、2002年には全日本GT選手権の第3選で初優勝を飾りました。その後の2000年代では思うように成績が振るわなかったものの、2010年にはハセミ・モータースポーツに移籍し、GT300クラス・シリーズチャンピオンを獲得しています。
続く2011年はMOLAに再び移籍し、GT500クラスに参戦。2010年のGT300クラスに引き続き、GT500クラス・シリーズチャンピオンを獲得し、史上初のGT300・GT500の両クラスをまたぐ連覇に至りました。
また、その後2013年にパートナーのロニー・クインタレッリとともにNISMOに移籍し、2014年に導入予定だったGT-R NISMO GT500の開発ドライバーを務めるなど、ドライバー以外の部分でも大きく貢献しています。
2016年には近藤真彦がオーナー兼監督を務めるKONDO Racingに移籍し、SUPER GT、GT500クラスに参戦しました。このシーズンで「タイヤ無交換作戦」を成功させ、優勝を果たしています。
自身の公式ツイッターによると、平成最後のレース「SUPER RACE 開幕戦」では3位フィニッシュで前のマシンがペナルティを受け、2位という成績をおさめています。
平成から令和に変わり、来年には2020年という数字の大きな節目を迎えるなか、彼がどのような記録を残してくれるのか、これからも楽しみです。
【了】
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。