トヨタ新型「スープラ」発売! 17年ぶりに伝統の直6エンジンFRが復活 価格は490万円から
完売の直列6気筒3リッターモデルが24台追加発売
走りの質感を最優先に考え、太くストレートに通した骨格に加え、アルミニウムと鉄を適切な箇所に用いた骨格構造や、異なる素材同士の接合強度を追求したことで、ボディ剛性は86の約2.5倍、カーボンファイバーをキャビンに採用したレクサス「LFA」をも上回るといいます。
また、バネ下重量の低減や高い組み付け剛性、精緻な車両コントロールを追求して、新設計されたサスペンションを搭載。フロントのサスペンションとサブフレームはアルミニウム製とすることで、前後の重量配分の適正化に寄与しました。
一部グレード(RZ・SZ-R)にアダプティブバリアブルサスペンションシステムが設定され、走行モードや路面状況に応じて4輪のショックアブソーバーの減衰力を最適に制御し、走りと乗り心地を高い次元で両立しています。
旋回性能と安定感を高めるアクティブディファレンシャルがRZ・SZ-Rに標準装備されており、VSC(車両安定性制御システム)と連携しながら、電子制御多板クラッチによって後輪左右感のロック率を0から100の範囲で連続的に最適制御。高いコーナリング速度と安定性、ニュートラルなステアリング特性を実現しました。
新型スープラは、ユーザーが実際に走る環境を重視し、開発の際には一般道で徹底的に走り込みを実施しています。
ニュルブルクリンクサーキットにおけるレーシングスピードでの走行テストはもちろんのこと、欧州のクロスカントリーロードやアウトバーン、北欧の氷雪路、米国のハイウェイ、日本のワインディングロードなど、世界中の道を走り、日常的な乗り方でもクルマを操る楽しさを感じられるチューニングが施されました。
価格(消費税込)は、3リッター直列6気筒エンジンを搭載した「RZ」が690万円、2リッター直列4気筒エンジンを搭載した「SZ-R」が590万円、「SZ」が490万円です。
2019年3月から開始された予約受注の段階で、すでに完売とされている新型スープラですが、今回の発売と同時に2019年生産分として24台が追加され、商談申し込みが開始されました。
追加販売されるのは直列6気筒3リッターターボエンジン搭載の「RZ」グレードで、ボディカラーは「マットストームグレーメタリック」です。(ボディカラーのオプション価格は32万円)
申し込みは2019年5月17日 13時から6月14日までの約1か月間で、受け付けはウェブ限定で行われます。商談順は抽選で決定するとされており、当選は新型スープラが参戦するニュルブルクリンク24時間耐久レースの決勝日(6月22日から23日)に発表されます。
【了】
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