GT-Rパトカーや自衛隊車両がサーキットを走行! ツインリンクもてぎで開催された子どもが笑顔になるイベントとは
栃木県にある国際的なレーシングコースのツインリンクもてぎ。ここは、子どもがめいっぱい楽しめるアトラクションが満載の複合レジャースポットだったのです。2019年のGW期間中には、約100台の働くクルマが大集合するイベントも開催されました。これはどんなイベントだったのでしょうか。
働くクルマが大集合したツインリンクもてぎのイベントとは
史上最大の10連休となった2019年のゴールデンウィーク(以下:GW)。全国の観光地では、さまざまなイベントが開催され、盛り上がりを見せました。そのなかで、子どもから大人まで楽しめるイベントがツインリンクもてぎで開催されました。
このイベントは、自衛隊車両や消防はしご車、ダンプカー、パトカーなどさまざまな「働くクルマ」が集結するもので、GW期間中には、多様なアトラクションを実施し、多くの子どもたちを笑顔にさせていました。
多種多様な働くクルマが展示されていたなかでは、ゲーム要素を含んだもの存在。2台のダンプカーを使って「玉入れ」するアトラクションでは、2チームに分かれ、親子で協力して少しずつ傾いていくダンプカーの荷台に取り付けられたカゴにボール入れるゲームです。
また、高所作業車を使って、水風船キャッチするというゲームでは、落ちてくる水風船を上手にキャッチできればチャレンジ成功で、キャッチできないと水風船が割れてしまうハラハラドキドキを味わえます。
さらに、ドキドキを味わいたい人には、消防はしご車や高所作業車による上昇体験も行われました。消防はしご車は、マンションの10階に匹敵する約30mという高さを体験できるもの。一番上まで到達した際には、「わー高い!」と感激する人から「怖いー降りたい!」と泣き出す子どもまで、日常では体験できない様子を楽しんでいました。
そのほか、郵便配達員、バスの運転手、ツインリンクもてぎのイメージガールになりきれる「コスチューム体験」も実施。コスチュームを着て、バスの運転席に乗り込むなどの疑似体験ができたほか、イメージガールの「ツインリンクもてぎエンジェル」のコスチュームをきた女の子は、お気に入りの様子で親御さんに写真撮影をお願いするほどでした。
5月5日のこどもの日には、「街をまもるクルマの日」と題して、ツインリンクもてぎのオーバルコースを舞台に、パトカーや白バイ、消防車、救急車、自衛隊車両による迫力のパレード走行を開催。なかでも、観客の度肝を抜いたのは白バイ隊の一糸乱れぬドリル走行や高速でのフォーメーション走行など、間近で迫力のあるパフォーマンスが披露されたことです。
実際にパレードを見た男性は、「GT-RやフェアレディZ、インプレッサなど憧れのスポーツカーのパトカー仕様が目の前のコースを疾走する様子は、見ていて感激しました。また、消防車が登場すると子どもが大興奮で、見られてよかったなと思います」と話します。
また、サーキット内には常設のレストランやカフェ以外にもご当地グルメなど多くの屋台やキッチンカーが出店し、ランチや軽食を楽しむことができます。
GW期間中に、多くの来場者があったツインリンクもてぎには、クルマと関わる遊園地アトラクションも存在。通常の土日であればそこまで混雑することはありませんが、GW期間中はどのアトラクションも90分から120分といった長蛇の列ができていました。
しかし、列の途中には「ここから60分まち」というような、待ち時間の目安を案内する看板が設置されていたことから、家族で来た場合など、交代で待つことで子どもを他のアトラクションに連れていけるなど、飽きずに楽しめる配慮が施されています。
ツインリンクもてぎは、2輪・4輪のレースが多く開催される国際規格サーキット。そのため、クルマやレースに興味がなければ行きづらいと感じるかも知れませんが、実際は子どもが楽しめる遊園地やグランピング施設、ホテルといった宿泊施設も充実した、複合レジャースポットなのです。
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