軽の燃費1位は「スズキ」! 軽自動車燃費ランキングTOP5

“燃費戦争”はスズキ強し? 4位と5位のクルマをチェック

●4位 スズキ「ワゴンR ハイブリッド」 JC08モード燃費 33.4km/L

スズキ ワゴンR

 スズキの人気軽自動車のひとつが「ワゴンR」です。少し背を高くした軽自動車として1993年に登場し、すぐに人気車種となりました。一時は軽自動車販売台数1位となった時期もあります。

 現在は2017年登場の6代目が販売されていて、上位グレードはハイブリッド仕様となっています。

 ワゴンRに搭載されているハイブリッドシステムは、発進時に10秒間のクリープ動作を電気モーターで行い、加速時も電気モーターでアシストするマイルドハイブリッド方式です。

 電気モーターは発電機と役割を兼ねたISG(モーター機能付発電機)が使用されているため、ハイブリッド化による部品増加も最小限にとどめられています。

 燃費はFFのハイブリッドで33.4km/L、4WDのハイブリッドが30.4km/L、ハイブリッドではないFFのCVT仕様で25.6km/Lとなっています。なお、カスタム仕様の「ワゴンRスティングレー」がありますが、燃費は同等となっています。

 価格はハイブリッドの下位グレードの「HYBRID FX」でFFが117万7200円、4WDが129万8160円です。

●5位 スズキ「ハスラー」 JC08モード燃費 32.0km/L

スズキ ハスラー

 SUVの要素を持ったスズキの軽自動車が「ハスラー」です。2014年に登場以来、ユニークなデザインからすぐに人気に火が付いた一台です。

 グレード名称などでとくに表記されてはいませんが、上位グレードはマイルドハイブリッドの「S-エネチャージ」仕様で燃費も伸びています。

 ハスラーに搭載される「S-エネチャージ」は、発電機と役割を兼ねたISG(モーター機能付発電機)を使い、加速時にモーターがアシストする方式です。ワゴンRのハイブリッドと比べてモーターだけの発進はしない、より簡易的な方式といえます。

 燃費はワゴンRほど伸びないものの、FFのCVT仕様で32.0km/Lを実現しています。なお、よりパワーが欲しい人にはターボ車も用意されていて、こちらの燃費はFFで27.8km/Lです。

 価格は32.0km/Lを実現するなかで最も安価な「G」グレードのFF・CVT仕様で132万3000円と、やや高めの価格設定です。最上位グレードの「Jターボ」で157万8960円となっています。

* * *

 軽量で燃費に有利な軽自動車ですが、よりいっそうの低燃費を実現するためには、最新技術を駆使した軽量化やハイブリッドシステムの搭載が不可欠のようです。

 燃費を重視するなら、搭載されている技術をよく理解して選ぶことが必要かもしれません。

【了】

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1件のコメント

  1. ホンダが1台も入っていないのは技術不足なのでしょうか。昔は低燃費で評価も高かったのですが。ミライースに関しては友達が乗っていますが、とにかく非力でしたね。燃費優先すぎて坂道が登れないという印象です。昔のミラはガソリンを撒き散らして走行するパワー馬鹿のイメージで8km/Lという車でした。今のミライースはギアダウン必須で、高地の上り坂を走ることを非常に苦手とする印象です。
    スズキアルトは昔から良かったですね。550cc時代に下道オンリーで東北一周(1400~1600km)するのにガソリン代は1万円を切りました。アルトの実力は本物です。
    ちなみにサンバーバン(MT)(スバル:TV2/KV4)は長距離なら20㎞/L走れます。次に買うであろうハイゼットの実燃費が気になります。

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