平成と共に進化した時間貸駐車場 30年の歴史を振り返る
時間貸し駐車場最大手「タイムズ」を運営するパーク24は、残り半月を切った元号「平成」の振り返りとして、駐車場30年の歴史を公開しました。
平成に入ってから始まった、サブリース型時間貸し駐車場の歴史
5月1日から改元される新元号「令和」が発表され、30年間続いた「平成」も残すところ約半月となりました。
時間貸し駐車場業界最大手のパーク24は、間もなく終わる平成の振り返りとして、「駐車場『タイムズ』平成30年史」と題した年表を発表。その振り返りのなかで、現在では当たり前の存在となっている時間貸し駐車場が、平成に入ってから登場したことを明らかにしています。
年表によると、初のサブリース(転貸)型時間貸駐車場が開設されたのは1989年10月です。これは平成元年にあたり、4月に3%の消費税が導入された年となります。
そして平成が2年、3年と進むにつれて着実に時間貸駐車場件数を拡大し、平成5年には346件まで増加。同年8月に、名称が現在と同じ「タイムズ」に変更されました。
平成7年1月に起きた阪神・淡路大震災を受け、翌年9月には地下に防火水槽を備える 時間貸駐車場を開設。防災設備を整えることで、ただクルマを停めるだけではない付加価値ある駐車場を確立していきます。
さらに、現在では当たり前となっている、位置情報や満空情報が確認できるサービスを開始したのは平成12年12月。当初はWEBとNTTドコモが提供するインターネットサービスiモードのみという部分にも、時代の流れを感じます。
また、iモードやFeliCaサービス など、おサイフケータイによる 駐車料金決済サービスが開始されたのは平成16年で、まだ約15年程度しか経過していないことにも驚かされました。
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現在では、誰もが当たり前のように利用している時間貸駐車場「タイムズ」の歴史は平成と共に始まり、ユーザー目線の便利なサービスを追加しながら順調に増え続けています。そして、30年の時を経て、今では1万7597件まで増加しています。
わずか30年でここまで普及し、進化した時間貸し駐車場。これから令和が始まりますが、次の世代ではどんな駐車場に姿を変えていくのか。そしてどんな新しいサービスが誕生するのか。楽しみでなりません。
【了】
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