Yahoo!カーナビがApple CarPlayに対応!より快適なカーライフの実現へ

トンネル内など、案内が途切れる問題も改善し、さらに便利に!

 インターネットを介したカーナビアプリを使用する上で一番気になるのは、トンネルなど電波が弱い場所を通り抜ける際に案内が一時途切れてしまう問題ではないでしょうか。

 その点について、Yahoo!カーナビ!サービスマネージャー 齋藤聖隆氏は次のように話します。

「スマートフォンにGPSが届かない場合、信号を失ってしまう問題についてはジャイロセンサーや加速度を計測し、疑似的にクルマの走行状態を判定して続けて案内ができる機能をリリースしました。

 こちらは通常のカーナビと比較してしまうと、センサーの情報など様々なデータがないものもあります。しかし、精度的にはかなり高いものとなっているので、今後も日々改善していきたいと考えています。」

Yahoo!カーナビCarPlay版ルート設定中

 さらに、CarPlayを介して車載器にYahoo!カーナビを表示させることによる操作性の改善として、現在iPhone版で提供されている自然な音声案内を車載器でもそのまま実現。検索機能についても、履歴や事前に登録した目的地をパネルタッチで設定でき、駐車場やガソリンスタンドなどジャンルでの検索も可能となっています。

 また、今回CarPlay版を開発するにあたり、特に工夫したことについてローカル検索本部 デザイン開発部の菊池七瀬氏は、

「まず、スマホでできることとCarPlayでできることをキチンと加味し、CarPlayに最適なアプリとして1から設計しました。

 また、Yahoo!カーナビのCarPlay対応については、非常に多くのユーザーの皆様から要望を頂いておりました。そのため、少しでも早く提供したかったのですが、運転中に使用するアプリケーションなので、安全性を担保するために品質を意識し、スピーディーかつ慎重を心がけて開発に臨みました。

 さらにCarPlay対応に関しては、ある程度のテンプレートが用意されているため、出せる情報や情報を出す場所が決まってしまっています。そのため、CarPlay独自のユーザーインターフェイスに合わせつつ、スマートフォン版Yahoo!カーナビを現在ご利用いただいているユーザーの使いたい機能をCarPlayでも違和感なく使ってもらうための試行錯誤を行いました。」と説明してくれました。
 
 ※ ※ ※

 今回発表されたのは、iPhoneユーザー向けのCarPlayに対応したYahoo!カーナビですが、気になるのがAndroidへの対応だと思います。その点については、AndroidはGoogleから提供されているOSで、ナビゲーション領域のアプリに関しての情報はサードパーティーに公開されていないため、対応できないのが現状ということでした。

 インターネット上に公開されたマップを利用することで、アプリやデータを更新する事なく最新のナビゲーションを利用できるYahoo!カーナビ。目的地へのルート案内だけでなくドライバーの快適なカーライフを実現するための機能が続々追加されたことにより、さらに便利となりました。

 そんな機能が、車載器の大画面で利用できる今回のCarPlay対応は、多くのドライバーのカーライフをさらに楽しいものにしてくれるに違いありません。

【了】

Yahoo!カーナビCarPlay版のルート案内イメージを写真で見る (13枚)

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